予備試験を独学・1年で受験してみた

非法学部生が独学・1年未満で予備試験に合格した記録(問題集絶対主義)/73期弁護士

受験に関する質問色々-質問に答える(第2回・Part2)

前回の続きです。

質問をくださった方、ありがとうございます! 

 

沼苦労さんからのご質問

司法の犬さんが推奨なさっていた速読の本を読みました。あの本には、リラックスして目を流していくように読むと書いてありますが、そのようにするとどうしても眠気が出てきてしまいます。司法の犬さんはそのようなことはありませんでしたか?もし同様の経験をなさっていたら、どのように対策をなさっていたのか教えていただきたいです。

すみません、なかったです。

解決策としては、あの本は速読術は①知識のストックと②技術の両面から構成しているところ、②の方が難しいようであれば、無理せず①に重点を置いた方針を採るとよいと思います。

②の方を重視される方が多いことは承知しています。ですが、あの本が他の速読本と明らかに違うのは、むしろ①の方です。ぜひ知識のストックに励んでいただければと思います。

 

にゃろめさんからのご質問 

 予備試験受験にあたり、本番と似た形の六法を使って勉強を進めたいと思っています。 予備試験で貸与される六法はどのようなものでしょうか(特に見出しの有り無し)。 その他、六法を選ぶにあたり、ご助言ございましたらいただけると嬉しいです。

大きめの書店(ex.丸善丸の内本店、丸善ジュンク堂渋谷店)もしくは大学の生協に行けば、「司法試験用六法」というのが置いてあります。予備試験で貸与されるものは、この六法から選択科目の法律部分を除去し、コンパクトになったver.だとお考え下さい。

(また、会場で貸与される「予備試験用法文」は、ヤフオクで売られていることもあるようです)

僕は予備試験時代は、安いから、また、法学部の授業で指定されているらしいからという理由で、試験のことなど念頭に置かず『ポケット六法』を(半ば適当に)選びました。

なので、六法を選ぶにあたってのアドバイスはできません…すみません。

 

ゆさんからのご質問

実務科目については、論文の森とハンドブックで足りるという認識で大丈夫でしょうか?

十分足りると思います。辰巳の『実務基礎ハンドブック』だけで合格している人もいるので、ハンドブックだけでも可能なのではないでしょうか。

 

別の場所で頂いた質問

プライベートと言いますか、ネットで話しづらい個人的事情を絡めたご相談をしたいです。

司法の犬さんと直接お会いしてお話を伺いたいのですが、某有名ブロガーj〇jiさんのようにオフ会など開催されないのでしょうか。

申し訳ありませんが、僕は直接お会いするということは考えていません。

スペックは悪くないはずなのに就活弱者、つまり社会不適合者なので不安ですし、お酒飲めませんし、交通費かかりますし…etc

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司法試験の勉強法ー質問に答える(第2回・Part1)

6/16の記事で質問を募集したところ、いくつかの質問が寄せられました。

皆さん、ご質問ありがとうございます。

 

●カフェラテさんからのご質問

 1)六法の使用頻度 六法は、(真っ黒になるくらい)常に条文を引きましたか。 どんな時に参照することが多かったですか。

真っ黒にはなりませんでしたが、常に条文を引くようにしていました。

論文の問題を解いているときや、短答の過去問で答え合わせをするときに参照することが多かったです。

2)判例百選 憲法行政法・刑訴において、判例百選は必須といわれますが、判例百選はどのように利用されましたか?

規範とその理由付けを覚えることに主眼を置いていました。

あてはめの仕方まで見ることは少なかったです。本当はあてはめの仕方までチェックすべきで、これをしなかったために僕はあてはめが下手なのだと思います。 

3)スタ論の勉強法を具体的に教えてください。 書き込みのあと、2回目・3回目はどのように復習されたのでしょうか。 答案の構成がスラスラ出てくるレベル もしくは、答案がスラスラ出てくるレベルかをチェックされていましたか。

2回目以降は、元々印刷されている問題はもちろん、自分で書き込んだ問いにも頭の中で答えました。

僕は答案の構成がスラスラ出てくればOKと思ってやっていました。

 

まろんさんからのご質問

①1日に6時間勉強されたということですが、具体的な勉強時間の配分を教えてください。

2019年2月以降は、次のいずれかのパターンで勉強することが多かったです。

⑴論文問題(3時間)→司法試験過去問(2時間)→短答(30分)&行き帰りの道で歩きながら思い出す作業(約30分)

⑵論文問題(3時間)→スタンダードを使用し規範を論証という形でチェック(2時間)→短答問題(30分)&行き帰りの道で歩きながら思い出す作業(約30分)

詳細はここでは書ききれないので、機会があれば改めて書きます。

②書く練習をほとんどしなかったのに、再現答案はすばらしい内容です。 どのようにその段階まで持って行かれたのでしょうか。 スタン100をそらで思い出して再現できるレベルにまで繰り返したということでしょうか。 具体的な方法を教えてください。

基本的には『スタンダード100』を繰り返し解き、問題文を見れば解答が出てくる状態にしました。具体的な方法は、2019-1-30記事の『進化する勉強法』記載のやり方をそのまま実行しただけ(レモンサワーさんへの返信参照)、あるいは同書を読めば自然に導き出される方法を実行しただけです。

もし上記の本を読んだ後でも、「同書を読めば自然に導き出される方法」が何か気になるようでしたら、機会を改めてお話しします。

③机に向かうときは、おもにどんな勉強をされましたか?

論文問題の解答、司法試験過去問、論証パターンのチェックの3点のいずれかですね。

④もともと、言語能力が高い、というのも、成功の秘訣なのだと思います。

これはまさにその通りです。

僕は動作性IQは平凡です*1が、言語性IQは高いです。

中学受験時代から国語は得意ですし、外国語の授業では苦労せずとも高成績を修めました。

 

●レモンサワーさんからのご質問

おすすめの勉強法の本をすべて購入しました。 ①時間をおいて反復する、という方法をとっておられるとのことですが、具体的にどのようなスケジュールで論文の勉強をされましたか? 1日6時間の勉強の配分と、その中味の勉強の内容を教えていただけたらうれしいです。 毎日、全科目を1時間ずつ勉強したのでしょうか。 

ある問題を解いてから、次に同じ問題を解くまでに大体1か月半ほど空けていました。本当は全科目全問題を1か月くらいで回したかったのですが(『受験脳の作り方』p.67)、なにせ全科目全問題となると、1か月では回せないほどの量があるので、このくらい空いてしまったという感じです。もっとも、それでも効果は十分あったと思います(『進化する勉強法』p.137)

1日の配分はまろんさんへの回答と重複しますので、省略させていただきます。

中身の勉強の内容ですが、毎日全科目やっていましたよ。

詳しくはお手持ちの『使える脳の鍛え方』p.56-72、『進化する勉強法』p.140を参照していただければと思いますが、例えば論文問題は毎日全科目2問ずつくらいは解いていました。

②テキスト(スタンダード100)をどのようにして、自分のものにされたのか、具体的に教えていただければと思います。

『進化する勉強法』p.137、p.149の通り、頭の中で思い出すという形で回答していました。

2-3か月ほど着実に勉強していれば、長期記憶が形成されてきたことを実感なさると思います。

③択一は肢別本で勉強されたと思いますが、何回くらい繰り返しましたか? 方法は、どんなやり方をとられましたか? 

短答は1日30分(入浴中&トイレの中&+α)しかやらなかったので、憲民刑3科目でも1周半くらいしかできませんでした。

方法は論文の勉強法と全く同じです。

 

このように僕の改良版・勉強法とは、2019-1-30記事に紹介した本の内容を、まるでロボットのように忠実に実行したものになっています。

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*1:数学では図形が全く解けず、代数と解析で頑張りました

それでも司法試験・予備試験に独学で挑む人たちへ

あなたが独学で挑戦する理由は何ですか?

他人に教わるよりも独りで勉強するのが好きだから、という方は今回の記事の対象外です。申し訳ございません。

さて、司法の犬と同じく、金銭的事情から予備校を使えずやむなく…という方に一言。

「使えるものは使おう。」

 

①予備校、本当に使えませんか?(教材をそろえるのと同じくらいの値段の授業がありますよ)→現在、下記記事を投稿した当時より値下げされているようです。

スマホで司法試験」と検索すれば出てきます。

shihounoinu.hatenablog.com

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②大学の授業(学部・法科大学院

(1)法科大学院生などは特に、「予備校の教材は不正確だ」と言っています。

では、大学の授業は?

レジュメの記述や解説が正確なことは言うまでもないでしょう。

しかも、最近は自説を押す教員などいませんから、ちゃんと試験対策になります

現に僕は大学(学部)で労働法の授業を受講しましたが、判例ベッタリでした。

司法試験でも非常に役立ったと思います。

しかも、あなたが法学部のある大学に通っていれば追加の費用はかかりませんね

 

(2)「え、でもオイラは非法学部生なんだけど…」という声が聞こえてきそうです。

僕も非法学部でした。

ただ、僕の通っていた大学は「自主選択科目」として他学部の授業を受講することができました。また、卒業単位に加算されなくても「自由科目」という形で受講することも可能でした。

ご自身の通っている大学の制度を調査して、可能ならば法学部の授業を受講することを勧めたいと思います。

僕は法律基本科目の授業を大学で受講しなかったことは後悔しています。

(なお、履修登録をせずに授業を受ける「潜り」はお勧めしません。理由は、2019-1-30の記事で紹介した本をお読みの方ならご存じの通り、テストという一番大事なものを受けることができないから。上記のような制度がご自身の大学にない場合、「潜り」は最後の手段としてお勧めします。それでも独学よりはずっとマシです。)

(3)「待て、俺は社会人や。大学はとっくに卒業しとる。」という声も聞こえてきそうです。

放送大学、使えますよね?

もちろん全科目全範囲カバーは無理でしょう。でも、最初から全部独学でやるよりよっぽどマシですよ。しかも、テキスト代だけ払えば授業は無料で見られます(なんとスバラシイ)

※近日、「夏季集中」ということで4月~7月の授業を再放送をするようです。民法などの授業が対象だそうですが、詳しくは放送大学のHPから番組表を確認しましょう。なお、放送大学は入学していない人であってもBSテレビ/ラジオを持っている人であれば授業を視聴できます。

テキストはアマゾンや大きめの書店で取り扱っているようです。

 

 

③すでに予備・司法試験に合格している友人がいる場合

そんな友人がいれば、どんどん質問しちゃいましょう。

勉強は、「間違える→間違いを正す」の繰り返しですからね。

 

 

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読んでほしいコメント欄での返信まとめ

コメント欄で僕に質問を下さる方がいらっしゃいます。

その中には、過去のコメントと似通ったものも少なくありません。

そこで、この記事ではよくある質問をまとめました。

「よくある質問」は、多くの方が気にしていることなので、この記事をご覧になっているあなたにも役立つかもしれません。

 

 

⑴「スタンダード100を読んでも実際に答案を書けない(;^ω^)」2019-5-20記事の回答

Q1.

スタ100を繰り返し読んでも論文を書ける気がしません。 模写も結構しました。 司法の犬さんは、読むことと書くことをどう「橋渡し」なさったのか、

Q2.

実際に答案を書く練習はどれくらいされましたか?

Q3.

三段論法を意識した答案ですとか、ナンバリング等どうやって司法の犬さんは論文の書き方や考え方を習得されたのでしょうか?

 

A.

僕は予備試験の答案は本番まで一度も書いたことがありませんでした。スタンダード100の参考答案の形をパクればいいかな?という考えでしたね。

しかし、予備試験終了後、それではだめだと気付いたので、Youtubeでアガルートの「論文の書き方」講座のサンプル動画と当時辰巳の原孝志先生の論文の書き方の講義動画を見て、一応のノウハウを学びました。これをもとに、司法試験までには計20通程度と少なめですが、実際に答案を書きました。

【あとがき】

書き方のノウハウは習得されることをお勧めします。

・このブログは予備校を利用することを勧めているので、予備校を利用される方は予備校で。

・独学で挑戦するタフな方々は、無料の道具として「先輩受験者のブログ」「YouTubeでの予備校のサンプル動画」などが思い付きます。

 

⑵「司法の犬、お前ウソついてないか?」2018-11-09記事の回答

Q.

Q2に対するAに関して… 肢別本…民訴・刑訴で手元に残してるのだとH23年版で1120肢以上あるのだけど、5時間で回すとして…1肢16秒でしょ?物理的に不可能ではないです?長めの肢だと読むだけで手一杯で、仮に誤答したとしても解説を読む時間すらないですよ。 2周目以降でやるべき問題が1/10以下に減ってるとか、大事な条件が抜けてやしませんか? ましてや論文の話でスタン100が民法3日で終わるというのは正直ネタにしか思えませんが。 それでも合格書があるのだから合格しているというのは真実だとしても、掛けた時間とか学習内容を相当偽ってませんかね?

A.

偽っておりません。

まず、肢別本の「物理的に不可能」というご指摘ですが、

・僕は読書速度が他人より速いです。

・解説は全て読む必要はありません。理由部分だけ読めば十分ですよね。

・問題文が長い肢は、前の肢と状況設定が同じことがあります。これを全部読みますか?

・僕は2周目以降も全ての問題を解きます。詳しくは、『進化する勉強法』124頁以下参照

こんな事情から、事実を記載しました。

また、スタンダードは別の記事に進捗記録の写真をアップしておりますので、もしよろしければどうぞ。

司法の犬は、極端な人間なので、僕の方法を疑う方もいらっしゃることは承知しています。(去年もいました。ただ、当時、ご自身ができないから他人もできないだろうとお思いになるのは改めたほうが良いかと思いました。)

僕のやり方を真似できない方もいらっしゃるのは想定内ですし、当ブログを役に立つ/参考にしたいと思った方にだけ読んでいただければ十分と考えています。 ですので、ランダムウォーカーさんが、当ブログは役に立たないと思えば、ぜひ他のブログ・サイトを参考になさってください。

【あとがき】

僕のやり方に疑いを持つ人もいるでしょう。

なにせ、こんなやり方で合格して一番驚いたのは僕自身ですからね( ´∀` )

ただ、「僕のやり方を真似できなければ合格できない」というはずもありません。

したがって、当ブログが役に立たないと感じた方は、ぜひ他のブログ・サイトをご参考になさってください。きっとあなたに役立つ情報源が見つかるはずです。

なお、今後は真剣に短期合格を狙う方が集まる当ブログでは、当ブログを参考になさる方にのみ返信をいたします。

以後、いわゆる「アンチコメント」は削除させていただきます。ご了承願います。

 

⑶「スタンダードの書き込みを見せて」「勉強記録を見せて」

 A.スタンダード100の書き込み 

shihounoinu.hatenablog.com

 

 A.勉強記録 普段&直前

shihounoinu.hatenablog.com

 

 

(4)「論文問題集はスタンダード100がベスト?」2018-11-10の記事の回答

Q.

スタンダード100をおすすめされていますが、参考答案の質が悪いという評判も聞きます。スタンダード100を使用する上で気をつけるべきところがあれば教えて頂きたいです。

A.

まず、『スタンダード』は独学で勉強される方向けにのみ推薦していますので、予備校を使っている方であれば他の問題集でいいと思います(参考答案の質が悪いという評判は聞きますし、実際そういう部分もあると思います)。 さて、使うときに気を付けることは特にありません。勉強していくうちに、「参考答案のこの部分おかしくない?」と気付けたら、自分が成長したことを実感するだけです。

【あとがき】

後で気付きましたが、僕、『スタンダード100』を薦めたことはなかったですね。

自分が同書を使っていたという紹介をしたことがあるだけでした。

誤った回答をして申し訳ありませんでした。

 

ちなみに僕が『スタンダード100』を選んだ理由は、以下の記事にあります。

shihounoinu.hatenablog.com

  

う~ん、①.独学生にとっては論点を網羅できて最適②.①のように僕個人が感じたといったのが選択の理由でしょうか。

記述の正確性が不安な方は、学者の演習書等を選ぶ方が多いようです。

たしかに、論文本番で間違ったことを書いたら大変ですもんね( ´∀` )

その点について、僕も2018年11月にスタンダードか演習書のどちらを購入するか迷ったんですよね。

結局、「合格者でも間違ったこと書いてるんだから少しくらいいいでしょ。それより独学の俺は論点網羅を優先すべし。」と考えてスタンダード100に決めました。

すると、予備校利用者は『スタンダード100』以外の記述が正確な問題集を使う方がよさそうですね。

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司法試験終了後の就職活動 体験談Part.3

結論から申し上げると、就職活動を停止しようと思っています。

今、すごくスッキリした気分で記事を書けています。

内定を頂けたからではありません。

僕は、バイトを除き、今まで一度も面接に通過したことがないです。

必ず一次面接で落ちます。

昨年の民間企業や公務員の就活でも、今年の法律事務所の就活でも…

ゆえに、売り手市場にもかかわらず、面接通過率0%(通算0/55程度)の僕が、正攻法で勝つのは難しいと判断しました。

 

では、就活をやめるとはどういうことか。

僕は運の良いことに、親戚に弁護士が数名います。

今年の司法試験に最終合格した場合、就職先を紹介してくれることになりました。

 

 

これからES、面接、説明会等に時間を取られることもありません。

塵も積もってバカにならない金額の交通費もかかりません。

最高です。

・昼間から家の階段に座って、Amazonプライムビデオを気兼ねなく視聴できています。

Kindleで、司法試験勉強のため未読になっていた漫画『湯神くんには友達がいない』を読めています。

・既に民間企業に就職した同級生と会う時間ができました。

・刑事裁判の傍聴に行き始めました。実務のイメージができて楽しいです。

 

読者の皆様の中には、「自分は頑張っているのに…」「コネかよ」と不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

どうかお許しを。

司法の犬は、実力も人望もないものの、非常に運が良いために今までやってこられた「強運だけの人間」なのです。

また、僕は人の裏を取ることで上手くやってきた人間です。

 

わざわざブログに書く必要のないことだとも思いました。

しかし、僕は昨年就職活動で精神を病みかけた経験があります。今年もその入り口に立ちました。

同じように就職活動がうまく進まない方々に、ひとつの解決策として参考になればと思い書かせていただきました。

 

自分にとっても、(この時期を自己研鑽に使えるため、また早期退職はあり得ないため)相手方にとっても良い結末になったと思っています。

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予備試験受験生の質問・お悩み、受け付けます

いつもコメント欄で行う回答より濃い内容になるよう心掛けます。

 

①質問内容の条件

・予備試験、または司法試験に関すること

(他資格も可、但し回答できないことがあります)

もしくは

・司法の犬個人のこと(内容により、回答できない場合があります)

②回答の条件

・質問文、ニックネームを記事で公開できること

③注意点

・質問が多数の場合、一部のみ回答いたします。ご了承ください。

・期限は、6月28日(金)とします。

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令和元年司法試験 短答試験 成績通知書

自己採点通りです。

f:id:SHIHOUnoINU:20190614151052j:plain

憲法38、民法69、刑法37 合計144(/175満点中)

微妙ですね…特別良くもなく、かといって平均よりは上なので悪いともいえない。

 

短答学習は、入浴中とか不定期での電車移動中などのスキマ時間にやることがメインだったでしょうか。

 

短答式の勉強は、下記の記事にある勉強法をベースに、肢別本(+昨年度分の過去問はLECの単年度)を教材として行いました。: 肢別本→Amazon/楽天

びっくりするほどシンプルな勉強法なので、ご興味があればどうぞ。

P.S.当ブログ読者の方の多くが、このやり方にシフトしているようです。

shihounoinu.hatenablog.com

  

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司法試験後の就職活動 Part.2

相変わらずの就活弱者っぷりですが、何とかめげずに頑張っています!

去年の民間企業就活よりは今のところまだマシかな。

 

【大手】

とりあえず4つ出すだけ出す→

2つ個別面談呼ばれる→2つともサイレントお祈り

 

【中規模】

5つ説明会行く(自信がないのでさらに行く予定)→4つ個別面談申し込む

→呼ばれたのは1個(ただし、第一志望なので上出来)、他はサイレントお祈り

 

何故だ。

予備の成績が悪いからですかねぇ。

 

結構、交通費と割かれる時間(説明会、面談、ES作成、移動時間)の負担が大きいです。

 

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司法試験後の就職活動(予備試験合格者の一例)

まあ随分と悲惨な状況になっています。

今のところ複数事務所の説明会に申込み、その中のほぼ全てに個別訪問(※面接のこと)の希望を出していますが、個別訪問は今のところ1つしか呼ばれず、個別訪問に行ったところも含め全てサイレントお祈り状態*1です。

 

僕は、昨年の大学4年次にやった一般企業の就活ですら(普通はESで切られる大学ではないのに)ES通過率が30%くらい&受けた面接は、大手から無名の中小まで全て一次面接落ちです。すると、周囲のライバルが高学歴になれば、なおさら社会不適合者の僕はお呼びではないということなのでしょう( ´∀` )

 

このように僕は就活弱者なので、今年は(去年と違い)早めに動き始めたのですが、どうやらそんなことでは効果は無さそうです。

出来る限りのことはやりますが、早くも即独立の可能性が高くなってきたように感じます。

 

【結論】

多分、弁護士の就活も一般企業の就活とそれほど変わらない。

つまり、成績・学歴は参考程度にしか見られず、もしくは足切りのラインとして使用されるにすぎない。結局はいわゆる「人物重視」「人柄採用」というヤツであると感じた。

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*1:不採用者には不採用の連絡をしないで放置しておくこと

予備試験論文試験に向けて追い込みをする受験生へ

さて短答終了後から論文試験までの、この1か月ちょっとで追い込み・詰め込みをしようと考えている方もいらっしゃると思いますが、経験者として後悔したこと2点を以下に述べます。先行者の反省点をぜひお役立てください。

 

①誤った勉強法をしていないか

現在、「科学的に正しい勉強法」「科学的に誤った勉強法」というのが分かってきています。

そんな中、あなたの勉強法が誤っていると、「正しい勉強法」をしていればあと数点上積みできたところを失うかもしれません。もっと言うと、去年の予備試験でいえば「あと5点あれば合格できていたのに…」という惜しい人が90人もいます*1が…「正しい勉強法」で勉強していれば、もしかするとその人たちは合格していたかもしれません。

例えば…誤り:テキストを繰り返し読む 正解:何度も思い出す など…

そんなあと数点の上積みを狙いたいという方、不安だけど逆転合格を狙いたい方は、下記記事の『進化する勉強法』をどうぞ。日本女子大教授の心理学者が書いた、信頼性の高い本です。

shihounoinu.hatenablog.com

 

②各科目最低1回ずつは答案を書いてみる

僕は去年の予備試験論文試験で、本番で初めて論文を書きました。

なので、下らないことで悩みながら書きました(ここ改行していいのかな、とかナンバリングってどうやるんだっけ、答案構成時間と書く時間の比率ってどうすんの?とか)。

こんな下らない迷いでなくとも、「今まで学んできた答案の型」を一度自分で「本番前に」アウトプットしておくことは有効でしょう。これによって見えてくる問題(例えば、答案構成長すぎて時間切れになっちゃう、三段論法崩れてるな等)もあると思いますしね。

 

このブログに訪問してくださる方は、スマートなやり方で短期合格を狙う方ばかりだと思いますので、ぜひ上記の2点を実践しお役立てください。

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