予備試験を独学・1年で受験してみた

非法学部生が独学・1年未満で予備試験に合格。唯一の予備試験完全独学ブロガーとして、他のブログとは違う情報提供を行う。ブックマーク、お願いします。

司法試験受験生の就職活動についてPart.4

※現在ブログやTwitterでは、コメント欄での質問を受け付けていません。

Twitterでのご報告が先となりましたが、ブティック系事務所から内定を貰いました。

 

合格発表直後の内定だということを踏まえると、今まで僕が落とされてきたのは、予備試験の成績が悪かったことが懸念点だったのかもしれませんね。

 

あるいは、Q「将来弁護士として何をやりたいの?」という質問に対して、

今までは「いろんなことに興味持ってます(何でもいい)」という話をしていたのが、

「特定のコレコレという分野をやりたいんです。理由は・・・で、こんな方向で仕事をしていきたいと思うんです!!!」

という感じで、セオリー通りに①具体性を持たせたのと②将来の話をするようになったのが要因かもしれません。

 

 

…いや、内定を貰えたのはまぐれかもしれませんね( ´∀` )

心理学の研究で「人間は、成功した事案については自分の能力や努力の結果だと思い、失敗した事案については環境や他人のせいだと考えてしまう傾向がある」というものがあります。

例えば、

・(成功)営業の仕事で今度の契約を取れたのは、自分の努力のおかげだ

・(失敗)待ち合わせに遅れたのは、雨で足元が悪かったからだ、バスがちょっと遅かったからだ(自分の力で身支度をもっと早く済ませることも可能だったのに)←僕の経験

僕が今回内定を頂けたことは、ホントにまぐれかもしれないので、調子に乗らずこれからも身を引き締めてコツコツやっていきたいと思います!

  

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令和元年司法試験合格発表、結果は

ビビりの僕は、清澄庭園のベンチからネットで確認しました。

結果は合格でした。

 

とても嬉しいです。

「予備試験通ったんだから大丈夫でしょ」とプレッシャーをかけてきた家族のみんなに祝福されたのが至福のひとときでした。

 

何はともあれ合格できました。

このブログを読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。

司法の犬はこれから先、弁護士になる予定です。

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合格発表前日/1周年記念

今日は2テーマです。

 

1.合格発表前日

ついに来ちゃいましたね。

正直あんまり実感が湧かないのです…

今のところ、あまり緊張してないです(待たされすぎて、司法試験受けたことを忘れかけてます)。

 

大学在学中に予備試験を突破した者の司法試験合格率は95%以上だそうですが、僕が残りの5%に入る可能性は十分あると思います…

不安なので、明日は気晴らしに行き慣れた公園を訪れようと思います。

落ちていたら、何か別のことをやりながら司法試験をあと1,2回受験するかもしれません。

 

皆様に、幸あれ。

※合格発表は外出先で確認するため、今年はTwitterでのご報告が先となるかもしれません。

 

2.1周年記念

ブログ開設から今日でちょうど1年です!

当初想定していたよりも多くの方にご覧いただきました、ありがとうございます!

 

 

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ブログの今後

 

※この記事の内容は全て、9月10日の司法試験の合格発表で合格していると仮定して書かれたものです。

ブログの今後

結論:9月下旬に成績通知書をアップする記事を出し、

その後、ブログ全体の目次となる記事を最後に更新を停止します。

 

このブログは、予備試験論文試験を受験後に開設しました。

率直に申し上げて、当時、司法の犬は予備論文には絶対落ちていると思っていました。

つまり、このブログは実は「独学で予備試験に挑戦するとこんな悲惨な目に遭うよ」ということを伝える目的で作られたのです。

結果的に、僕は予備試験に合格してしまったので、「独学でも予備は行ける」なんていう変なメッセージを伝達していないかヒヤヒヤしています…

(しつこいですけど、独学はやめた方がいいですよ)

 

で、当初の目的に失敗し、予備試験に合格した僕が、

今月10日の合格発表で司法試験に合格していた場合、このブログに何かさらなる価値を付け加えられそうか?と考えたところ、無理そうでした( ´∀` )

もっとも、すでにコメントで「勇気をもらえました」「今までとは違った視点が得られて面白かった」などのお声を頂いており、望外の結果を得ることができています。そんな感想を持っていただいて誠に嬉しい限りです。

ただ、今後の受験生に対する情報提供は、既存の記事だけで十分そうです…

なので、僕はそろそろブログを引退します。 

 

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『司法試験・予備試験 この勉強法がすごい!』(jiji=平木太生著)書評

根強い支持者を有するjijiさんの勉強法を書いた本を書評します。

具体的には、File1~File41までに紹介されているテクニックのうち、効果がある勉強法と効果がない方法に分類するということをやってみようと思います。

各所からクレームが来そうな記事で怖いです。

 

 

この記事のテーマ

今回は、ブログに匿名希望で来た質問にお答えします。

匿名さん(仮)からのご質問

「有名な司法試験ブロガーであるjijiさんの勉強法の本について、脳科学の知識がある司法の犬さんはどう思われますか?感想をお聞かせいただければ幸いです。」

こんな有名ブロガー&弁護士先生の著書を評価するなんて、僕がしてよいのだろうか…

とは思いますが、社会不適合者らしくいつもと同様にバシバシ意見を述べさせていただきます。

 

書評の仕方

実はまだ読んだことがなかったので、この質問を受けてから読みました。

 

それでは、以下に「jijiさんの勉強法」と「それに対する司法の犬の評価」を書いていきます。なお、評価は次のような5段階で致します。

1.非常に悪い勉強法

2.悪い勉強法

3.無益的(無害な)勉強法

4.良い勉強法

5.非常に良い勉強法

 

また、各勉強方法のやり方については、(著作権の関係上)本書をお読みになるかjijiさんのブログをご覧になってください。

書評

第1章 私を変えた5大勉強法

File⒈スイッチバック勉強法 初期中の初期:4(良い) それ以降:2(悪い)

スイッチバック勉強法は、1度勉強したことをあまり間を空けずに復習する方法です。この方法は、初期段階では一定の効果がありますが、それ以降は悪い方法として科学的に意見の一致が見られています。

初期中の初期に良い理由:『進化する勉強法』(竹内龍人日本女子大学教授)p.104

それ以降に悪い理由:『使える脳の鍛え方』』p.34、『進化する勉強法』p.94

 

File⒉メモリーツリー法:4(良い) 但し、使い方を変えれば5(非常に良い)

細々とした知識を体系化できるため、「統合」「精緻化」といった効果があり、頭の中で知識を体系化できスッキリ脳内を整理できるでしょう。

注意点としては、テキストを見ながら図を作成するのではなく、テキストを見た後、何も見ずに自分で思い出しながら図を作成するべきでしょう。

また、使い方を変えるべきなのは復習方法についてです。司法の犬ブログをお読みの方ならご存知かと思いますが、「歯磨きをしながら眺めるだけ」では勿体ないですね。なぜなら、記憶が最も定着するのは、「思い出す」ことだから。ご自分で書いた図を思い出してみる、または、今度は書く前に何も見ずに図を再度書いてみる、といった方法が良いでしょう。

理由…『使える脳の鍛え方』p.79

使い方を変える理由:同p.34~、p.81~

File⒊短答オレンジペン加工法:2(悪い)〜3(無益、無害)

欠点:時間がかかる、効果が薄い

僕が思うに「思い出す機会」を得るという点では、問題文に加工をしてしまうより、解答(肢別なら⚪︎×、多肢選択式なら数字)を見て答え合わせをした後、解説文を思い出すほうがよいのではないかと思います。

なお、本項p.16のstep3第一段落に記載の答え合わせの方法は、司法の犬自身もやっている方法です(『進化する勉強法』p.114)。

一方、step5の復習方法はあまりおすすめしません(『進化する勉強法』p.125)。

File⒋完璧答案構成法:4.5〜5

なぜこの問題ではこの論点が問題になるのか、論証の規範、当てはめの方法などを思い出す機会が得られるため良いでしょう。

File⒌暗記カード法:?    但し、改変で5

jijiさんは眺めるという方法で暗記カードを復習したようですが(p.32)、やはり思い出して復習する方が良いでしょう。また、作成に時間がかかるので、これについては考えものです。

 

僕がお薦めする「jiji流勉強法」はこれ

File 36.ディズ勉:5

理由:『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』p.98~

簡単に言うと、法律知識のない人に法律の解説をするというテクニックです。

この方法は、①思い出す②知識のない人に分かりやすく説明する、という方法が組み合わさったとても良い方法です。①については述べたので、②について説明しますと、知識のない人に分かりやすく説明することで、記憶に残るのだそうです。分かり易いことこそが、説明している人自身の記憶定着にも繋がるなんて意外ですよね。

皆さんも、ラーニング・ピラミッドって見たことありませんか?それによると、人に教える、というのが最も良いとされていますが、特に受験生同士で教え合うよりも知識のない人に教える方が効果的だということです。

参考https://twitter.com/toeiceng/status/1163311351944511488

僕も当時高校生の妹に対して、刑法犯罪のニュースが出るたびに「心身耗弱とは」「横領とは」などの講義を勝手にしていました(その結果か、妹は法学部に入ったので結構嬉しい)。

この方法のポイントは、①興味を持って法律の話を聞いてくれる②法律についての知識がない人が身近に必要だということですね。①か②のどっちかは満たさない人が大多数ですから、jijiさんも司法の犬も非常に恵まれていましたね。

だって、ディズニーの待ち時間で計何時間も、知識のない法律の話を聞こうとしてくれる人なんて普通いませんよね?皆さんだったら、天文学の話を1日5時間も聞きたいと思います?jijiさんの彼女様(現奥様)、とても献身的な良い人ですね。

 

他にも、

File15

File22

File25

File30

File33

File42は4(良い)以上の評価です。

 

残りの勉強法は?

上記で触れられていない方法につきましては、1〜3の評価です。

 

以上、『司法試験・予備試験 この勉強法がすごい!』について書評しました。

jijiさんは、司法試験界隈ではとても有名なブロガーで、新司法試験始まってから受験生に最も知名度・人気のあったブロガーと言っても過言ではありません。ご興味を持たれた方は本書をどうぞ。

追伸 

また、この他に

このような体験談型の勉強本では得られない知識(複数の科目がある場合の取り扱い方、勉強後にすべき/すべきでないこと)やあなたが普段やっている勉強法の効果いかんを知りたい方は、科学者の書いた信頼性の高い勉強法の本をお薦めします。

心理学者の書いた本

『使える脳の鍛え方』P.ブラウン(作家)、H.ローディガー(ワシントン大学教授)、M.マクダニエル(ワシントン大学教授)

『進化する勉強法』竹内龍人(日本女子大学教授)

心理学者の研究を参考にして書かれた本

 最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

勉強法についての網羅性が最も高い本です。この本を読めば、ネットや学校で良いとされている勉強法の真偽が分かるでしょう。

最重要の章は、1章の「やってはいけない勉強法」、2章の「超効率勉強法」です。次に重要なのは、4章及び6章です。

この本は、上記の2つの本と比べて、①成績を下げる落とし穴である「誤った勉強法」について知ることができること、②(2章について)「正しい勉強法」については、上記の2冊と根本的には同じ事を言っていますが、一歩進んだ具体的な方法が提示されており、そのまま真似するだけでOK、という特徴があります。

Amazonで目次の画像が見られますので、ぜひ一度目を通してみましょう。

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「司法の犬ブログ」の読み方

当ブログを読んで誤解されている方が多いように思いましたので、この記事を書きます。

 

 

1.当ブログの一貫した主張

(1)独学は全く勧めていません

→僕はお金がなく仕方なしに独学しました。当ブログでは「独学は危険」「独学で挑戦すると合格可能性は下がる」と一貫して警鐘を鳴らしています。

もちろん、実際に僕が独学で合格してしまったので不可能とは言えません。が、それでも独学で最難関国家試験たる予備試験にもう一度ゼロから挑戦しろと言われたら、学力的にも精神的にもタフな戦いになることは必至です。

当ブログの真似をして独学で挑戦するのはご自身の勝手ですが、すべて自己責任でお願いします。

shihounoinu.hatenablog.com

shihounoinu.hatenablog.com

 

(2)司法の犬のモットー:時間をかけずに短期で通過すること

下記記事中「理由②」の項目参照。

shihounoinu.hatenablog.com

 

(3)短期合格するために勉強や普段の作業を効率化する

当ブログで指折りの好評記事2019-1-30では「一番信頼できる科学的勉強法」についての本を挙げています(『使える脳の鍛え方』by作家1名+ワシントン大学教授2名)。おそらく、この本をすぐに読んで実践した方と、後回しにした方では大きな差が生じたものと思われます。

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表の解説:

①サンプル数が数十~数千=万人に効果的である可能性が高い

←→サンプル数が1=著者には効果があったかもしれないが、他の人にもあるかは不明

②統制群アリ=実験で用いた方法は、他の方法と比べても結果が出ることが証明済み

←→統制群ナシ=他の方法と比較して行ったわけではないので、著者が薦める勉強法は(実際は効率的ではないのに)その人が効果があると思い込んでいるだけかも

④問題識別力がアップすると、「このような場合はこの手法を使う」と見極める力が付くため、論点外しや条文選択ミスが減ります

 

2.司法の犬の体験談の使い方

例えば2018-9-11や2018-9-12は僕の体験談を書いた記事ですが、

当然のことながら僕と皆さんは、得意なこと、置かれている状況、過去の経歴等々何一つ同じことはありません。

ですから「司法の犬を丸パクリすれば受かる」と思うのは大間違いです。

誤解をしないでいただきたいのは能力が違うとかそういう話ではないということ。

ご自分の状況にあった戦略を立てないと意味がない*1と申し上げているのです。

心理学者の研究によると、似たようなゴールを達成した人を参考にして計画を立てても効果はなく、自分の目標達成率は10%という低い数値となってしまうようです*2

つまり書店に並ぶ合格体験記の類は不要ということですね。

脚注2の動画だけでなく、画像の本*3の4章にも同様のことが書かれているかもしれません。

 

当ブログでは①「参考にすべき科学的知見や主張」と②「司法の犬の体験や感想」は書き分けているつもりです。

 体験記の記事では「自分がこうした」という体験を書いたのみであり「こうすれば上手く行く」なんて保証はしていません。

質問でも「司法の犬さんならどうします?」といったものがありますが、僕は素直に「自分だったらこうする」ということを書いたにすぎず、その答えが質問をされた方にとって適当なものかは分かりません。

結論としては、

①参考にするかどうかはご自身の判断でお願いします。

②全くのノーアレンジというのは危ないと思います。自分のことは自分が一番よく知っているはずです。

ちなみに、何度も繰り返しになりますが、2018-9-11記事の旧式の方法は真似しない方がよいです。真似するならバージョンアップした『使える脳の鍛え方』にしてください。

  

3.どの記事から読めば、当ブログの内容を効率的に吸収できるか

最近、ページ下部のカテゴリ欄に「まとめ記事」というものを作成しました。

こちらから、ランキング形式にまとめた記事を読むのが費用対効果が良いと思います。 

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*1:これについてはエピソードがありますが、また後日に

*2:

参考:「あなたも効果のない計画を立ててしまっているかも「失敗する準備、成功する準備」の見極め方」2018-4-8放送

https://www.nicovideo.jp/watch/1523152972

*3:

僕が独学で問題集だけを使って短期合格することができた理由を自己分析すると、大きな要因として①計画立案力②先を見通してこのままでは間に合わないと判断する能力の高さ③計画修正力が思い浮かびました。

複数の相談を受けていると「その計画で大丈夫か」と老婆心ながら心配になることが少なくありません。常に僕が計画をチェックしてさしあげることもできませんし、計画に狂いが生じ始めたときにはご自身でその狂いを察知し修正しなければなりません。ですから計画についての能力が受験の成果を大きく変えるという事実も踏まえると、この能力も習得する必要があります。

計画を立てることや、計画通りに物事を進めることが苦手な方にはお薦めです。

平成31年(令和元年試験対応)TKC模試 成績

TKC模試の成績の画像を載せます。

今後、司法試験の成績が出ますが、「模試と本番との相関」などについて何らかの参考にしていただければ幸いです。

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司法試験選択科目(4) 労働法の基本書,演習書

最終回は近年ホットな労働法について。

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この記事の対象

・司法試験の結果待ちをしている暇な同志

・予備試験論文試験が終わり、この時期に選択科目を決めることを迫られている方

・選択科目を決めようとしている法科大学院

・選択科目は一通り決めたものの、何から手を付けようか迷っている方

学習開始までの経緯

聞くところによれば司法試験の選択科目のうち、人気3科目-労働法、倒産法、知的財産法は、実務家になっても使うのだそうです。 

とすると、労働法選択の僕は、自分で倒産法、知的財産法を学習する必要あり。

そんな風に考えました。

 

 

経緯は前回の通りですが、独学でやることにいたしました。

そこで基本書を探すことに。

ターゲットは、以下の通りです。

①通読用(体系的理解をしたいため)

②初学者にも分かり易い(但、基本7法は一通りやっていること前提)

③受験生のシェアが高い(長く好評を得ているのは、それなりの理由があるから)

④基本書(伊藤塾「シケタイ」などの予備校本が、法改正に対応していないので

 

参考にさせていただいたのは、

・こちらのサイトhttps://www27.atwiki.jp/kihonsho/pages/24.html

・「倒産法 基本書 ブログ」などで検索して出てきたブログです。

 

また、思い出す練習をした方が記憶が定着する*1ので、演習書で問題演習もしています。

 

番外編:労働法

→労働法を独学で学ぶ方に、僕から情報を提供し返しましょう。

上記基準に当てはまる労働法の基本書は、水町勇一郎『労働法・第7版』(2018年、有斐閣)です。

 

なお、教員や実務家の間では、菅野和夫『労働法・第11版補正版(法律学講座双書)』(2017年、弘文堂)がバイブルとされています。

ですが、同書は1100頁を超える大書です。

通読しようという気すら起きません。また、初学者にも分かり易いかといえば、正直微妙なところです。

よって、受験生には水町先生の基本書がよいと思います。

【演習書】 

労働法選択者は、成績上位者から下位者まで、ほぼ全員と言っていいくらい本書を使用しています。

司法の犬もシェアの高さや、大学の先生にお薦めの演習書として紹介されたことが理由で、同書を選びました。

労働法選択者はコレ一択です。(参考答案も付いているのでご安心を)

 

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司法試験選択科目を独学(3) 国際私法の基本書,演習書

今回のテーマは、僕らにはあまりなじみのない国際私法について。

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この記事の対象

・司法試験の結果待ちをしている暇な同志

・予備試験論文試験が終わり、この時期に選択科目を決めることを迫られている方

・選択科目を決めようとしている法科大学院

・選択科目は一通り決めたものの、何から手を付けようか迷っている方

学習開始までの経緯

聞くところによれば司法試験の選択科目のうち、人気3科目-労働法、倒産法、知的財産法は、実務家になっても使うのだそうです。 

とすると、労働法選択の僕は、自分で倒産法、知的財産法を学習する必要あり。

そんな風に考えました。

 

 

経緯は前回の通りですが、独学でやることにいたしました。

そこで基本書を探すことに。

ターゲットは、以下の通りです。

①通読用(体系的理解をしたいため)

②初学者にも分かり易い(但、基本7法は一通りやっていること前提)

③受験生のシェアが高い(長く好評を得ているのは、それなりの理由があるから)

④基本書(伊藤塾「シケタイ」などの予備校本が、法改正に対応していないので

 

参考にさせていただいたのは、

・こちらのサイトhttps://www27.atwiki.jp/kihonsho/pages/24.html

・「倒産法 基本書 ブログ」などで検索して出てきたブログです。

 

また、思い出す練習をした方が記憶が定着する*1ので、演習書で問題演習もしています。

 

国際私法

分量が少ないこと、一定程度の点数が取りやすいことなどが理由で、

予備試験合格者の中に選択する人が多い模様です。

【基本書】

中西康・北澤安紀・横溝大・林貴美『LEGAL QUEST 国際私法・第2版』(2018年、有斐閣

 

松岡博編『国際関係私法入門―国際私法・国際民事手続法・国際取引法』(2019年5月、有斐閣

と悩みましたが、LEGAL QUESTの方が、国際結婚など身近なことを具体例にして説明するなどの工夫があり、イメージしやすかったので選択しました。

僕の主観では、その本の「分かり易さ」は第1章次第で大きく左右されます。なぜなら、1章を前提として話が展開されていくから。つまり、1章が分からなければ、他は絶対理解できないに決まっているのです。

この点、LEGAL QUESTは1章が抜群に分かり易いかったことが決め手となりました。

ちなみに、松岡著書のほうは受験生に一番よく使われている基本書らしいので、こちらでもよいと思います。

一応最もシェアが高いとされる。

基本書まとめWiki@司法試験板

 

 

国際私法系は法改正があったため、改正後の法律・条約に対応している数少ない基本書のうち、上記の4つの基準に該当するLEGAL QUESTを選択しました。

【演習書】

櫻田嘉章・佐野寛・神前禎編著『演習国際私法 CASE30』(2016年、有斐閣

改正法に対応している演習書はこれしかないから。最初から一択です。

 

 

 

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司法試験選択科目を独学(2) 知的財産法の基本書,演習書

今回はオシャレなイメージの知的財産法について。

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この記事の対象

・司法試験の結果待ちをしている暇な同志

・予備試験論文試験が終わり、この時期に選択科目を決めることを迫られている方

・選択科目を決めようとしている法科大学院

・選択科目は一通り決めたものの、何から手を付けようか迷っている方

学習開始までの経緯

聞くところによれば司法試験の選択科目のうち、人気3科目-労働法、倒産法、知的財産法は、実務家になっても使うのだそうです。 

とすると、労働法選択の僕は、自分で倒産法、知的財産法を学習する必要あり。

そんな風に考えました。

 

経緯は前回の通りですが、独学でやることにいたしました。

そこで基本書を探すことに。

ターゲットは、以下の通りです。

①通読用(体系的理解をしたいため)

②初学者にも分かり易い(但、基本7法は一通りやっていること前提)

③受験生のシェアが高い(長く好評を得ているのは、それなりの理由があるから)

④基本書(伊藤塾「シケタイ」などの予備校本が、法改正に対応していないので

 

参考にさせていただいたのは、

・こちらのサイトhttps://www27.atwiki.jp/kihonsho/pages/24.html

・「知的財産法 基本書 ブログ」などで検索して出てきたブログです。

 

また、思い出す練習をした方が記憶が定着する(詳細は こちら)ので、演習書で問題演習もしています。

 

知的財産法=著作権法特許法

【基本書】

・島並良・上野達弘・横山久芳『著作権法入門・第2版』(2016年、有斐閣

・島並良・上野達弘・横山久芳『特許法入門』(2014年、有斐閣

もはや定番と言ってもいい、定評のある基本書。入門とあるが、基本書としての使用にも十分耐え得る。判例・通説をきっちり書ききっていて、それでいて読者を飽きさせない読みやすく分かりやすい記述が魅力的である。

基本書まとめWiki@司法試験板

読んでみた感想として一番思うのは、非常に分かり易いということ。

特に、1章「著作権法への招待」「特許法への招待」が理解を助けてくれる。

この章は、具体例を交えて著作権法/特許法と①所有権の違い②商標法の違い、および③著作権特許法の違いを書籍に冒頭に示すことで、著作権法特許法を分かり易く概観します。

勉強していると、「あれっ…このAとBってどういうふうに使い分ければいいんだろう」と思うことが少なくありませんが、本書の1章は、このような事態が起こることを前もって防いでくれるのです。

全体を通して、中堅の学者だからこそ書ける①内容はしっかりとさせながら②学生目線で理解しやすい…という、とても親切な基本書だと思います。 

 

前回同様詳しい書評はこちらのブログをお読み下さい。

https://www.daitai.net/entry/2018/12/14/000000

 

【演習書】

「演習ノート」シリーズは参考答案が付いているのが良い。

また、シェアや改正法対応等考えると、やはり知財でも本書が定番であり、かつ、他に選択肢はないため。

 

詳しい書評はこちらhttps://www.daitai.net/entry/20190127/1548525600 

 

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