予備試験を独学・1年で受験してみた

他のブログと違う視点で「合格まで」を考える/73期弁護士

2027年の予備試験合格を目指す場合のモデル学習スケジュール

こんにちは、司法の犬です。

今回は僕が考える2027年の予備試験合格を目指す方に向けて、モデル学習スケジュールをご紹介したいと思います。

 

本ブログではアガルートアカデミーの予備試験対策カリキュラムをおすすめしていますので、同カリキュラムをもとにご説明します。

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補足ですが、下記の記事のように、僕は独学で予備試験に挑戦するのはギャンブルだと思っています。ですので、アガルートでなくてもよいので予備校を使うことを推奨しますが、その場合でも今回の記事は参考になるはずです。

shihounoinu.hatenablog.com

 

 

1.アガルートアカデミーで掲載されているモデルカリキュラム

【PR】司法試験対策講座 | 【2027・2028年合格目標】予備試験最短合格カリキュラムに関しては、モデルカリキュラムが下記画像のように定められています(2026年5月学習開始、2027年合格目標)。

アガルートアカデミーより(https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/production.wp.s3.agaroot.jp/wp-content/uploads/2026/05/01145639/27saitan_full_modelschedule_2605.pdf)(2026年5月5日閲覧)

 

予備校として、無理のない一般的な内容でカリキュラムだと思います。

 

2.予備試験・司法試験を受験、合格して思う上記カリキュラムに対する僕の感想

大学生の場合と、社会人受験生の場合で詳細は異なりますが、方向性は同じです。

まず、総合講義300(基礎講義)と重問(論文基本問題講座)は、もっと早く終わらせるべきだと思います。

大学生の場合、総合講義300と選択講座の総合講義は、遅くとも夏休み中には終わらせるべきでしょう。また、それと並行して、重問もなるべく総合講義の受講から間を空けずに、または並行で、1周目に着手すべきです。

社会人の場合も、総合講義300及び選択講座の総合講義並びに重問には、可能な限り早期に受講を完了することを推奨します。通勤時間、会社の昼休み、会社帰りのカフェ、土日の朝と夜など、効率的に時間を使って少しでも前倒しで完了させた方がよいです。

 

このように前倒しを推奨する理由は、経験上、「1回では理解できないから」です。

講義を初めて聴いて、あるいは、重問を1周しただけで、よく理解し、記憶できるほど、予備試験は甘い試験ではないです。

重問をはじめとして、様々な問題で問題演習の数を積むことで、ようやく理解でき、または記憶に至るということがほぼ必ず起こります。僕の場合は、ほとんどの論点でそうなっていました。

つまり、脳内でインプットした情報を「孵化」させるための時間が不可欠なのです。

ですから、基本かつ最重要の総合講義及び重問は、可能な限り早期に完了させ、問題演習にいかに早く移れるかが重要になると考えています。

 

今回の記事で紹介した講座はこちら。

セールを実施している時があるので確認してみてください。

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【新刊紹介】『AIで変わる法務部の未来―AI時代の業務効率化戦略』

こんにちは。

 

今日は、私が執筆した『AIで変わる法務部の未来―AI時代の業務効率化戦略』をご紹介します。この本は、司法試験に合格し、実務に出た後で、法務業務にどのようにAIを利活用できるかを書いた内容になります。

本書の主なターゲットは、AIを利用する弁護士(事務所・インハウス)、法務部員です。

Amazonでのご購入はこちら → https://amzn.asia/d/9UM07pG

 

近年、法務部を取り巻く環境は急速に変化しています。
「人手が足りないのに業務量は増える一方」「戦略的な業務に時間を割けない」「AI活用に興味はあるけれど、どこから始めればいいかわからない」
そんな悩みを抱えている法務パーソンは多いのではないでしょうか。

私自身、企業の法務部で働く中で、同じ課題に直面してきました。
だからこそ、本書では 「AIを味方につけることで法務業務をどう効率化し、あなたのキャリアをどう広げるか」 を、実務経験に基づいて丁寧に解説しています。

 

AIは仕事を奪わない。あなたの最高のパートナーになる

AIの進化は、法務の現場に大きなインパクトを与えています。
ただし、「AIが法務の仕事を奪う」というのは誤解です。
むしろAIは、 私たちを単純作業から解放し、より付加価値の高い業務に集中できるようにしてくれる強力な補佐役 です。

例えば、本書では以下のような具体的な活用法を紹介しています。

  1. 議事録作成と要約の自動化

Teams会議のトランスクリプトCopilot に貼り付けるだけで、簡潔で分かりやすい議事録が自動生成されます。
これにより、会議後の手作業による議事録作成がほぼ不要になり、本来集中すべき業務に時間を割けるようになります。

  1. 定型メール作成の効率化

上司への報告文案、事業部門への質問、外部弁護士への相談依頼メール…。
AIに下書きを任せれば、文案作成にかかる時間を大幅に短縮し、内容の正確性も向上します。

  1. リサーチ業務のスピードアップ

過去の判例や法令調査をAIに任せれば、回答までの時間を劇的に短縮できます。
Legal Scape のような法務特化AIを使えば、根拠資料まで提示してくれるため、リサーチの質も高まります。

  1. ナレッジマネジメントの体系化

社内FAQをAIに学習させてチャットボットを作成することで、社員からの簡単な問い合わせに自動対応が可能に。
法務部員は、より戦略的で複雑な相談に集中できます。

 

なぜ今、法務パーソンにAIが必要なのか

法務の現場では、契約書レビュー、法令調査、議事録作成、社内相談対応など、定型的だけれど時間のかかる業務 が山積しています。

本書では、普段の仕事だけで手いっぱいであろう法務部員の皆様に向けて、AIを使ってどのように業務を効率化できるかを具体例を使って紹介しています。

 

本書で得られること

  • 法務業務を効率化するためのAIツール活用法
  • 実務で使える プロンプトテンプレート の具体例
  • 法務特化AIサービスの比較と使い分け方
  • AI導入にあたってのリスクと注意点

ただ概念的にAIを語るだけではなく、実際に明日から使えるレベル のノウハウを盛り込みました。「法務の現場で、どうAIを活かすのか」に徹底的にフォーカスした実践的ガイドです。

 

最後に

もし少しでもAI活用に興味があるなら、ぜひ本書を手に取ってみてください。
あなたの法務業務を「少しでも軽く、そして豊かに」する一助になれば幸いです。
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司法試験の勉強にChatGPTは使える?実際の活用例と注意点を解説!

こんにちは、司法の犬です。

 

最近、「ChatGPTを使って資格試験の勉強ができる!」という話題をよく見かけます。TOEIC宅建あたりでは、すでに使っている人も多いようですが

――じゃあ司法試験ではどうなの? というのが、今回のお題です。

結論から言えば、「使い方次第では、司法試験でもかなり有効」だと思っています。ただし、ChatGPTはあくまで補助ツール。うまく使いこなすには、コツがいります。

今回は、司法試験におけるChatGPT活用法を、2~3つほどご紹介してみます。

判例の論点整理を一緒にやってもらう

司法試験受験生にとって、判例学習は避けて通れませんよね。でも、判旨が長い・難しい・どこがポイントか分かりにくい……そんなとき、ChatGPTに聞いてみると意外なほど助かります。特に判例が多い憲法では役立つと思います。

たとえば、判例を読みながら、次のように聞いてみます。

この判例の事案の概要と、裁判所が示した論点を分かりやすく整理して。

あと、受験生として注意すべき視点があれば補足して。

すると、かなり丁寧に要点をまとめてくれます。もちろん、最終的には自分で条文や判例原文をあたるべきですが、「初見のとっかかり」としては非常に便利です。

 

② 過去問の再現答案を添削してもらう

ChatGPTは、文章の論理構成を見るのが得意です。

だから、自分の書いた過去問の答案をコピペして、

論理展開に不自然なところ(主語と述語の不一致を含む)があれば教えて。結論のみで理由付けが不足しているなどの問題があればその指摘もお願い。

あと、もっと得点が伸びる書き方のヒントも欲しい。

と投げてみると、思わぬアドバイスが返ってきたりします。

ただし、注意点としては「正確な法的知識の裏付けは、解説答案や基本書を見ながら、自分で確認すること」。また、論理展開の指摘はしてもらえるかもしれませんが、内容面の指摘は難しいかと思います(もっとも、問題文までPDF化してファイルをChatGPTにアップロードすれば可能かもしれませんが)。

ChatGPTは優秀ですが、100%信頼できるわけではありません。

添削の材料として「気づき」をもらうという使い方がよいです。

 

③ 論証パターンの整理・暗記補助に

暗記カードや論証集をつくる作業、けっこう時間かかりますよね。そこにChatGPTを導入すると、かなり効率が上がります。たとえば、こう聞いてみましょう。

会社法経営判断原則に関する論証パターンを、簡潔に条文と判例を交えて書いて。

すると、論証例の「たたき台」が生成されます。それをベースに、自分の論証スタイルに合うように修正していくと、短時間でかなり完成度の高い論証集ができます。

 

【まとめ】司法試験×ChatGPTは「戦略的に使えば強い」

司法試験は、あくまで法的な思考力・記述力・実務感覚が問われる試験です。

ChatGPTが「全部代わりにやってくれる」わけではありません。

でも、自分の弱点を補う・時間を節約する・効率よく回す、という意味では、これ以上ない武器になります。

 

\試してみたい方へ/

私が使っている本はこちら


ChatGPT&Copilot 爆速の時短レシピ


生成AI最速仕事術

両方とも本当に基本的な使い方から書かれていて、ChatGPTなどの生成AIを活用して効率的に試験勉強をしたい人におすすめです。

プロンプトのコツなども記載されているので、アウトプットに差が生まれるはず。

もちろん、使う使わないは人それぞれ。でも、ちょっと試してみるだけでも「こんなことができるのか!」と驚くはず。気になった方は、よかったらチェックしてみてください。

社会人はボーナスで何を買うかで人生が変わる(学生はお年玉)

さて、もう12月です。

12月といえば、社会人の方はボーナスですね。学生はお年玉でしょうか。

 

ボーナスやお年玉のようなまとまったお金を手にした時、そのお金を何に使うかで人生が変わると思います。

 

美味しいご飯を食べに行ったり、遊園地に行ったり、飲み会でパーっと消費するのも良いですし、一つのあり方でしょう。

しかし、こういったその場限りの消費は、将来に何も残りません。その時は楽しいですが、これを基に自分のスキルや収入が上がったりはしないでしょう。

 

他方で、このようなお金を「本を読む」などの自己投資に使ったりするとどうなるか。その本で得た知識が将来の大きなお金になるかもしれません。絶対ではないですが、少なくともその場限りの消費よりは、人生の質を上げてくれるものになるはずです。

 

私は大学3年生の時、その年のはじめに貰ったお年玉で、ジュンク堂吉祥寺店や大学の生協に行き、予備試験の短答問題集と論文問題集を全科目分まとめて買いました。

そして、お金(と勉強時間)を投じた結果、弁護士資格を得ることができました。おそらくこれらの問題集を購入せず、予備試験に合格していなかったケースと比べると、収入は数百万円単位で大幅に増加したと思います。

 

大ベストセラーの「金持ち父さん貧乏父さん」に出てくる言葉ですが、何かを「得る」ためにはそれを得るのに相応しい人間に「なる」ことが先です。

現状に不満があったり、何か欲しいものがある方は、まとまったお金を自己投資して、何かを得るのに相応しくなりましょう。欲しいものがあるのに、何もせず手をこまねいていても、欲しいものは手に入りません。

 

私もそろそろボーナスですので、現在通っている大学(法律ではない)に関係する書籍や、自分が興味のある建築関係の書籍を買い込みたいと思います。

 

shihounoinu.hatenablog.com

 

 

 

インハウスローヤー(企業内弁護士)の良いところって?

私は企業の法務部に勤務しています。

新卒で企業法務系の法律事務所に入ってそこで数年間勤務した後、現職へ転職した私が企業内弁護士の良いところとして思い浮かべるのは、「難易度の低いNDA業務委託契約など基礎的な案件から始められること」だと思います。

 

どういうことか?大手法律事務所と対比しながら話したいと思います。

特に都心で、かつ企業系の大手法律事務所の場合、クライアントもそれなりに規模の大きい会社が多いです。

そのため、クライアント自身でも法務部を持っており、クライアントの法務部では対応しきれないような難易度の高い案件について法律事務所に依頼が来る、という傾向にあるように感じます。

すると、司法修習後、アソシエイト弁護士としてそのような法律事務所で働き始めた新米弁護士は、いきなり応用的な案件から扱うことになります。

現在の四大法律事務所も昔は今よりもずっと規模が小さく、また、企業の法務部機能も大したことがなかったため、法律事務所にも基礎的な案件の依頼があったと予想していますが、私が勤務したブティック系法律事務所では簡単な案件は一つとしてありませんでした。

私は、そういった法律事務所での経験を経てから企業の法務部へ転職したのですが、転職先にいた「司法修習後新卒で企業内弁護士となった方々」は、私よりもはるかに基礎力が高く、基礎が固まっていなかった自分に、かなり焦りを感じました。

 

転職してから1年6ヶ月間、相当な案件数をこなした今では多少は基礎力がついたかなと感じているところです。

一般民事系の事務所や地方の事務所であれば話は違うのかもしれませんが、私がもう一回新卒の就職活動をやり直せるとしたら、都心の大規模/ブティック系法律事務所に入るよりは、(将来的な独立を視野に)一般民事系の法律事務所・地方の法律事務所、または(独立は考えずに)企業の法務部に入るような気がします。

 

shihounoinu.hatenablog.com

 

司法試験/予備試験の基本書/問題集を安く買うこと

法律の本って高いですよね。

私も学生時代、なんでこんな高いんだろう^^;って思ってました。

 

学生はお金ないですから、法律の本を一冊買うだけでも大変ですよね?

それを複数冊買わなきゃいけないので、一冊あたりは安く買いたいですよね。

 

私は、Amazonの中古やメルカリで法律の本を購入していました。

 

例えばAmazonだと芦部憲法は(2024年8月29日時点)、

・新品の価格は3,740円

・中古の価格は最安のもので2,943円+送料

です。新品と中古では、値段が全然違います!

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メルカリでも芦部憲法第8版は、大体3,000円くらいでした(2024年8月29日時点)。

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1冊あたりを安く買って、それが積み重なると大きな節約になります!

賢く有効活用していきましょう。

予備試験・司法試験 上手くいかない(ex.不合格)なら勉強方法を変えるべき

この記事を読まれているのは、

・過去に予備試験または司法試験を受験し、不合格となった方

・現在、予備試験または司法試験の受験に向けて勉強中だが、自信のない方

と想像します。余談ですが、後者はまさに昔の私です(笑)

 

この記事を読んだことで、読者の皆様が来年以降合格している姿をイメージできたら嬉しいです。

 

さて、風物詩と申しても過言ではないと思いますが、

毎年、合格発表の度に、受験ブログが一斉に更新されて、

「不合格になった方は、何が不合格の原因だったか自己分析しましょう」

という記事が踊ります。

 

私はとても優しいので(笑)、試験が行われる前に、同趣旨の記事を出します。事前に対策ができるように…

 

私的には、予備試験・司法試験では、以下の3つが失敗の原因だと思っています。不合格になるなど現状上手くいっていない方は、以下の3つのいずれかを変える必要がある可能性があると思います。

1 決意がない/足りない

2 勉強量が足りない

3 アプローチが間違っている

完全なる私見ですが、それぞれ詳細を述べていきます。

px.a8.net

 

 

1 決意がない/足りない

「今年は合格しないだろうけど、来年に合格できればいいなー」という方がいます。

皆さんも他の人がそういうことを言っていると、「当該他の人は、今年に合格する可能性は極めて低く、来年に合格する可能性も高くないだろうなー」と直感的に思うのではないでしょうか。

ただ、他の人が言っているとそう思うのに、自分もそう考えてしまうことには違和感を感じない人が多い気がします。

今年に合格する可能性が高いのは、「今年、合格する」と決意してそのための勉強をする人だと思います。

 

中途半端な決意(「できたらいいなー」程度の思い)は、達成のための行動に繋がりません。

私もずっと「リッツカールトン日光に泊まれたらいいなー」程度の思いは何年も実現できていませんが、逆に「大学4年で予備試験に合格する」「イタリアへ旅行する」など、強く決意したことは達成できました。

 

まず、予備試験・司法試験に合格できればいいなー程度の軽い気持ちで日々勉強するのではなく、次の試験で必ず合格することを決めてください。

厳しく言うと、軽い気持ちで試験に臨むのは、不合格でも自分が傷つかないための「逃げ」です。まず合格することを強く決意し、合格のための行動を起こす土台を作ってください。

それで仮に不合格になったとしても、軽い気持ちの時よりも深く落ち込むはずで、その落ち込みは次回の試験において役立つと思います。

 

決意の動機はなんでもよいです。

私は「1年間合格が遅れると、〇万円くらいの損失になる…!」という理由で一発合格を目指していました(笑)

意志が弱い自覚のある人は、外的な要因を使ってもいいと思います。

例えば、

・恋人に「次回の司法試験で必ず合格する」と宣言する

・CMでも有名なアガルート予備校の予備試験最短合格カリキュラム(※1)で合格して、講座代金の返金(※2)を受けたい

(※1)予備試験最短合格カリキュラム

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2 勉強量が足りない

例えば、他の受験生が5時間勉強しているところを、自分は1~2時間しか勉強していなければ、勉強量が不足している可能性もあります。

この場合の対処法は、①勉強時間を増やすか、②短い勉強時間でも十分なインプットができるように効率的な勉強を行う、のいずれかとなるでしょう。

 

3 アプローチが間違っている

ご自身のアプローチに自信はありますか?

私と同様に独学で受験しようとする方や、予備校を使っていたとしても短答対策ばかりして論文対策をしていない方などはアプローチに自信がない可能性があると思います(私も経験したので笑)。

 

そもそも、勉強のアプローチに独自性は不要だと思います。

他の受験生と同じアプローチで、同等以上の勉強量をこなせば(「2 勉強量が足りない」)基本的に合格する可能性は十分あると思っています(※私見です。)。

要するに、アプローチは”間違っていなければ”それでよいと思います。努力の方向が間違っていれば受かる可能性が低下するかもしれませんが、標準的なアプローチを採用したこと自体で受かる可能性が下がることは考えづらく、他の要因(勉強量とか)で勝負が決まる気がするので。

 

よって、効率的な独自の方法を求めている方は、いわゆる他の受験生が採用しているようなスタンダードなアプローチを採用することをご検討ください。

これに関しては、本ブログの下記の人気記事についてもご参考にしてください。

shihounoinu.hatenablog.com

 

まとめ

今回は珍しく精神論っぽくなってしまいましたが。

まずは、「合格する/したい」という強い思いを持ってください。

なぜ合格したいのか、はっきりさせてください。次の試験で合格するために、自分の動機を定めて、勉強にコミットすると良いと思います。

そのうえで、勉強量を十分にこなし、標準的なアプローチを採用して、合格に向けて邁進してください。

 

P.S.下記は、カリキュラム内容を見るに、標準的なアプローチだと個人的に思います。

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始める前にやり方に迷うより、早く勉強を始めたほうがいい

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私は、大学3年から予備試験の勉強を始めました(※現在73期弁護士です)。

勉強を始める前に、1か月ほど、どのように勉強を進めていくか/どんな教材を使えば良いかについて、ネットの情報を見ながら計画を立てていました。

いま振り返ると、方法について悩む時間はもう少し短くし、中身の試験勉強をもっと早く始めるべきだったなあと思います。

 

…ということを、両学長の動画を見て思ってました笑(動画1:10〜)

 

 

要するに、回り道せず、さっさと本当にやるべきことに取り組め!ということです。

予備試験・司法試験の受験生でもブログや掲示板で、「どんな参考書が良い」「どの講師が良い」ということに時間を割いて議論している方がいるように思います。

 

…その時間、試験勉強(=法律の勉強)に充てた方が良いと思います!

明らかに間違っているやり方でなければ、あとはやり方の問題ではなく、どれだけ中身を勉強し、どれだけ習得したかです。

 

合格実績のある予備校のカリキュラムに従って勉強することは、明らかに間違った勉強法とはいえないと思います(合格者がいるので!)。

勉強計画で迷っているのは時間が勿体ないので、勉強計画を決めるのは他人=予備校に任せて、自分は勉強に集中しましょう!

(何でも自分でやらなきゃ体質の人から反論がきそうですが、弁護士になったら事務員さんに仕事をお願いするのが当たり前ですからね!)

 

●当ブログでは、オンライン予備校を使用して勉強することを一貫して勧めています。詳細は下記の過去記事をご覧下さい。

shihounoinu.hatenablog.com

 

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当ブログでは、アガルートを一貫して推薦しています。
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アガルートよりも安価に受講するなら以下を推薦しています。

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●勉強法は、大学教授の研究によりある程度正解が出ています。

下記の本をご参考にしてください。

 
使える脳の鍛え方

学生や修習生に戻れたら長期でヨーロッパ旅行に行きたい

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弁護士登録をした後は、長期休暇を取れる機会は激減する場合が多いです。

私も御多分に洩れず。コロナに重なったこともありますが、73期修習開始直前の2019年11月以降、海外旅行に行けていません。

フルタイムワーカーが、学生時代/司法試験終了後の合格待ち期間/二回試験終了後の期間のように、気兼ねなく長期休みを取得するのは、困難です。

フルタイムワーカーになっても3連休はありますし、年末年始や(インハウスの場合年休とかも)を使えば1週間程度の休みは取れます。

ただ、国内旅行やハワイ・アジアなど近い海外旅行に行く方々が多く、ヨーロッパに行く機会は非常に減ったという声が(私を含め)聞かれます。

なので、ヨーロッパや南米(ウユニ塩湖とか)など、日本から行きづらい国に行ってみたいという願望がある方は、時間がある時に行くことをおすすめします。お金はまた後で稼げるので。

私は、時間がある時にヴェルサイユ宮殿(フランス)、カゼルタ宮殿(イタリア)、フィヨルドノルウェー)などに行かなかったことを、いま強く後悔しています。

 

インハウスになって1年が経ち、仕事に慣れたとみなされ、結構な仕事を振られるようになってきました。今年度は忙しくなりそうな予感がしています…死ぬまでに行きたいなあ

時間がある方は、ぜひ行けるうちに行きたい国に行ってください…

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※当ブログで累計で一番人気あるシリーズ(勉強計画シミュレーション)です。

shihounoinu.hatenablog.com

 

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当ブログは、私自身が独学で受験して非常に苦労した体験から、オンライン予備校の利用を推奨しています。詳細は上記の記事をご覧ください。

弁護士のインハウス転職:その後の感想(半年後)

【結論】今のところ非常に満足しています。

 

お久しぶりです。ブログしかやっていないくせに更新を止めてました。

インハウスへ転職して早くも半年。その感想を書いていきます。

※本記事では、企業法務系の法律事務所に2年間、その後企業にインハウスとして半年間在籍中の実体験を書いていますが、私は事務所・企業を一つずつしか経験していません。そのため本記事は、個人的な体験を記載するものであり、客観性に欠けることはご留意ください。

職務内容は、どちらも契約書審査や法律相談が主であり、その意味であまり差異はないものの、訴訟代理人になる・ならないなど、下記で詳述するような差異はあります。

ちなみに、私は転職前と転職後で給与にほぼ差はありません。もっとも大手事務所や給与の高い名門事務所とインハウスの給与とでは大きな差があります。

良かった点

1 ワークライフバランス

まず、労働時間規制があることですね。

法律事務所のアソシエイトに比べ、労働基準法、36協定、就業規則等により、長時間労働や休日出勤について規制があり、ワークライフバランスが取りやすいです。

残業時間に上限がある、土日出勤は原則不可、勤務終了と次の勤務開始までにインターバルがあり休息を強制的に確保、などのルールで保護されています。

私は、法曹としての仕事が好きで好きで…というタイプではなく、どちらかというと生活のための仕事としてやっている感じです。

ですので、法律事務所時代に一時期なっていた(やらされた)仕事漬けは、全く嬉しくありませんでした。個人事業主なので上記のような保護ルールもなく。。。

ワークライフバランスは、インハウスの良い点の筆頭です。

2 懇切丁寧に面倒を見てもらえる

会社によると思いますが、私が入社した会社では、案件処理の方法や会社での立ち居振る舞いなどについて丁寧に先輩方(弁護士資格持っている方も持っていない方もいます。)にご指導いただくことができました。自分としても非常に勉強になっています。

こちらも事務所によるとは思うものの、以前に入った事務所では「アソシエイトに懇切丁寧に教えてもどうせ独立して競合相手になる」という考えのパートナーでしたので、基本的に放置されていました(その考えは間違っているとは思いませんが、そう考えるのであれば雇わなければいいのに…)。

会社はその点、仕事をまともに教えない若しくは振らない、又は必要以上に厳しく接する、といったことをすると、その上位者がパワハラ認定されたり、人事評価で減点を食らうので、丁寧になる傾向が高いような気がしています。

3 難しい問題は、外部弁護士に投げる

難しい法律問題は、会社としてもリスクヘッジのため、外部弁護士のご見解を徴します。法律事務所はこれに回答する側であり、書籍を漁ったり、官公庁に電話したりと難しい問題に頭を悩ませており、気苦労も多かったように思います。

しかし、インハウスはこれをお願いする側であり、自分で最終結論を出さないので、責任の所在の観点で、労力的にも心理的にも非常に楽です。

もっとも、「そういった複雑な問題を考え、答えを出すことが法律職の醍醐味だ」と考える方であれば、法律事務所の方が良いかもしれません。

デメリットとも思われる点

1 訴訟代理人になることがない

これは本当に会社によります(※ひまわり求人で訴訟代理人になることがある旨記載されているインハウス求人を見たことがあります。)。

私は、訴訟を面白いと思っていたタイプなので、訴訟代理人になる機会がないのは寂しく思うこともあります。もっとも、代理人の先生が起案した書面を、裁判所に提出する前に、依頼者企業の法務部(我々インハウス)でも確認するので、一応関わってはいますが、一次的な起案をしたり、期日に出席したりということはないです。

2 弁護士資格があってもなくても同じ/インハウスだと関われない分野もある

インハウスは、ただの会社員です。弁護士資格があるからといって優遇されません。弁護士資格があろうがなかろうが、法務部であろうがなかろうが、皆同列の会社員です。

ちなみに私の所属する会社は、弁護士資格に対する資格手当もありません(弁護士会費は会社負担ですが。)。

また、職務内容は、弁護士資格がなくてもできるものになります(訴訟代理人等資格が必要な行為は代理人弁護士に依頼するので。)。

上記インハウスで関われない業務の最たる例は、破産関係だと思います。

破産手続代理人破産管財人といった業務は行うことができませんので、こういった分野にご関心のある方は、法律事務所一択です(もっとも金融系の会社などで破産法を扱うことはあるとは思いますが、手続代理人破産管財人は難しいでしょう。)。

3 敵は社内にあり

インハウスの仕事の流れとしては、

a. 事業部からの質問

b. 必要に応じ事実関係をヒアリング

c. 法的問題を検討し、回答

ですが、法律の素人からの質問なので、色々問題が生じることもあります。

a.に関しては、そもそも法的な問題じゃないとか、b.については法務部からの質問を理解できないとか、途中で音信不通になるとか(そんな残念な人もいます。)、c.回答しても一回で理解できず何度も追加で質問をしてくるとか。。。

要するに、面倒くさいと思う場面が多々あります。

この点、企業法務の法律事務所に相談をしてきていたのは、大抵企業法務部の職員で、マナーもリテラシーもあったので、上記のような問題は起こらなかったです。

4 法律問題を考える、以外の事務作業も多い

法律事務所時代、事務作業は秘書の方が全てやってくださり、自分は弁護士としてやるべき法律的な問題の処理に集中できる環境がありました。

インハウスは違います。部内のスケジュール調整、コピー取り、郵便物の管理、飲み会の企画運営等、事務作業は基本的に全て自分でやる必要があります。

私はこれらが全く苦ではなかったので問題なかったのですが、法律家として法律問題に集中し自分を高めていきたいという方にとっては、考えるべきポイントかもしれません。

お役立ちリンク

【PR】予備試験・司法試験の勉強には、予備校の活用を推奨しています。

下記は昨年の記事ですが、私の言いたい内容は同じですので引用します。「2025年合格を目標」など、年を1年後ろ倒しにして読んでいただければ。

shihounoinu.hatenablog.com

 

【PR】転職に関しては、以下の2サイトを利用しました。

・弁護士ドットコム:日本最大級のネットワーク【弁護士ドットコムキャリア】

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★転職に関する詳細な体験記はこちらの記事です。

shihounoinu.hatenablog.com