ここ数日、ブログのアクセス数が増えていたので、何かと思ったら予備試験の短答試験/司法試験があったようですね。
まずはお疲れ様でした。
予備試験受験生で論文試験を受験予定の方は頑張って論文試験の勉強をしてください!(こんなブログを読まないでよいです笑)
本題:休みましょ
さて、司法試験の受験を終えた方及び予備試験を受験したが短答落ちが確実な方々に言いたいことがあります。
ぜひ休んでください
かなり昔に紹介したことがある本で、『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』という本があります。
かいつまんで言うと、「フルスロットルで努力や練習ばかりしていても実力は伸びづらく、休息を意図的に取る必要がある」ということが書いてあります。
『PEAK PERFORMANCE』
僕は、これを大真面目に信じて予備試験・司法試験受験時代には、①試験後には結果が分かるまで勉強もせずに休んでいました(但し、予備試験の短答から論文までの期間については勉強していました)。
(また、ーー話の本筋を逸れた余談ですがーー②試験勉強をしている期間はたとえ試験直前であろうと休息を定期的に取っていました。
②について補足ー例えば、司法試験受験時は、土曜日は午後2時頃に勉強を切り上げて近所の緑豊かな公園へ散歩へ行くというのをルーティーンにしていました。自然にはリラックス効果があります(https://forbesjapan.com/articles/detail/30559))。
皆様は、これまで短くとも数ヶ月の間ずっと気を張って、それなりの時間を勉強に割いてきたはずです。
それなのに休まないと、
捗る勉強も捗らない
頭にうまく知識が入ってこない
ずっとエンジンオンだと疲労する
…と僕は思います。
「受験生」から外の世界へ目を向けて見ましょう。
社会人は通常週2日程度の休みをとっている人が多いです。
やっぱり、普通の人間は、ずっとエンジンオンではやっていけないのですよ。
しばらくしてー
具体的には、
司法試験受験生の場合には9月に合否がはっきりしてから修習の勉強なり/来年の試験に向けた勉強なり、
予備試験受験生の場合には、もう少し早めの時期に「十分休息を取った」と思えてから、勉強を再開すればいいと思います。
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結果を確認した後の話
もし結果が芳しくなかった場合には、大抵のケースではプロセス(勉強量や勉強方法を含む)に問題があると思われます。
自省して原因を特定し、結果につながる改善をすればよいと思います。
当ブログでは、僕(73期弁護士です)が受験生時代から書き溜めてきた
・受験生視点の情報
・勉強をする上で参考にした学者の研究成果(とその研究が書いてある本の紹介)
・合格後の俯瞰的な視点での考え
などを掲載しておりますので、ぜひご参考に。
以下の記事が、よく読まれています。
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あとがき
上記①の試験後の長期的な休息について。
僕は受験時代から「試験の後は休め!」と一貫して言い続けているのですが、反対派の方もいます(「休んだら不安になりません?」とのコメントを頻繁にいただきます)。
僕は試験後には休む方がよいと思うので皆さんにも勧めているのですが、どうしても勉強しないと気持ち悪いという方は、自分が心地良いようにするのがよいと思います。
ただし、その場合にも上記②のような定期的な休息は誰もが取るべきと思います。