”勉強大好き!”ではないので短時間で合格したかった
司法試験合格者の中には、「毎日1日10時間以上勉強した」という猛者がいます。
僕は、毎日5~6時間程度の勉強時間でした。別に法律の勉強がそこまで面白いと思っていなかったので、あまり長時間の勉強をしたくなかったからです。
しかし、毎日の勉強時間を短くした上で、2回目以降での合格とかになってしまっては、意味がありません。
そこで、
①毎日の勉強時間を短くしつつ、
②1発合格を目指して成績を上げるにはどうすれば良いか?
ということを考えており、資料を収集していました。
その結果辿り着いたのが、
思い出すことを中心とした25分の勉強
→5分の仮眠
というサイクルでした。
研究者の知恵存分に借りた僕の勉強法のコアはこれでした
このサイクルについて、エッセンスを解説します。
司法の犬の勉強法のコアは、以下の3点でした。
なお、それぞれに根拠としていた本があります。
これらの本は、間違いなく有用な情報だと思いますので、ぜひぜひ読んでください。
①ジャンルをバラバラに、問題を解く
『使える脳の鍛え方』【Amazon】【楽天】『進化する勉強法』【Amazon】【楽天】
問題集を、商法(株主総会取消訴訟)→憲法(集会の自由)→民事訴訟法→刑法→労働法→行政法→民法→刑事訴訟法→商法(監査役の権限)→憲法(司法権)
と1問ずつジャンルをバラバラにして解きました。答案は頭の中で思い出していました。
NG:1日中憲法のテキストを読んでいる(・科目を変えない・問題を解かないことがダメ)
理由:思い出すことが記憶に定着させる最良の方法。
また、同じジャンルを勉強し続けていると、記憶への定着も微妙だし、ランダムに問題を出された時に、その問題が何を問うている問題なのか判別する力が育たない。個人的見解だが、論点を外してしまう人はずっと同じジャンルの勉強をしていることが原因ではないか。
高校生の時、学校の先生や予備校講師が「問題を解け」とよく言っていましたが、これは正しかったようですね。
②フィードバックを得る
全科目、一気に、答え合わせをし解説を読んでいました。
NG:解きっぱなしにして自分が間違えたポイントを確認しない
理由:フィードバックを受けることで改善の余地が生まれる。また、答え合わせは一問ずつやるよりあとでまとめてやる方が良い(意外ですよね)。
③こまめに休憩を取る
25分間勉強したら、5分間休む(休憩中は寝る)というサイクルを必ず守っていた。
NG:3時間通しで勉強、休憩はするもののYouTubeやメールをチェックする
理由:休憩中に目を瞑って外部からの情報を遮断して休んだ場合と、音楽を聴く、数学の問題を解くなど外部からの情報を遮断しなかった場合では、前者の方が勉強した事項の記憶定着率が優位に高い。これは納得できる研究結果ではないでしょうか。僕もすんなり受け入れられました。
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当ブログでは、
⑴ネット予備校の利用
⑵正しい勉強法を取ること
⑶精神的に頑張りすぎないこと
をお勧めしています。
⑴についての記事
⑵についての記事 上記でお勧めした2冊の本について軽く紹介しています。