皆さんが大好きなお金周りの話をします。
予備試験や司法試験に合格した後の話で気になるのは、結局ここですよね?
「いくら稼げるんですか?」
「収入が高い職業」の代表に挙げられることが多い弁護士ですが、その生活はいかに。
司法の犬の場合(個人事件禁止/一般的なパターン)
・月収額面:50万円
・暫定手取り:44万数千円(10%程度の源泉徴収をされています。)*1
・弁護士会費事務所負担
・基本的には月〜金 9:15~17:30
・勤務先はそこまで都会じゃない
・実家暮らしで基本的な支出は抑えめだが、デジタル機器をちょいちょい買っているので・・・
・勤務時間はやや短めですが、他は割と一般的なパターンかなと思います
四大事務所に行った友人Aくん(個人事件禁止/激務高級取り)の場合
・月収額面:不明(ヒアリングしてません)
・年収手取り:900万円くらい
→下記サイトによれば額面1,300万円くらいということになります。
ただし、弁護士の場合、弁護士国保という定額保険に(2年目からは)加入することになるので、一般サラリーマンよりは社会保険料負担が軽いです。
よって、額面年収1,200万円くらいと予測します(適当)。
・弁護士会費は事務所負担。
・月〜土 10:00-24:00頃
・日曜は半日働くことも
・大手町(大都会)勤務、住まいは一駅離れた場所(家賃1Rで12万円)
・家賃・食費等を中心に毎月30万円の支出がある。
一例として、東京都弁護士国保のページのリンクを掲載します。
分析
2人とも同じ大学、学部違いの同級生です。
価値観の違いが現れていますね。
・司法の犬
→四大法律事務所とか激務なところは嫌だ。他人(=パートナー弁護士)を豊かにすることに興味がない。
・Aくん
→エリートならまず四大からキャリアをスタートさせたい!
どちらかと言えば、Aくんの方が一般的な考え方かと思います(笑)
最後に
一時期の一部報道であった「新人弁護士の就職難」「年収300万円」という時代は、本当にあったようです。
しかし、就職活動中に伺った情報では、それも65期前後までのことだったようです。
65期前後までは、法律事務所がかける求人に対して、応募者の数が圧倒的に多かったことが原因のようです。現在では、求人倍率はそれなりに落ち着いています。
73期では、(👉【ひまわり求人】を見れば分かりますが)初年度年俸600万円の事務所が大多数です。
修習中に同期から聞いた限りでは、四大や外資等名門企業法務事務所であれば、最大で年俸1200~1500万円程度、他方、年俸600万円未満の事務所もちらほらといった感じでした。
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