今回から選択科目についての記事を連載します。
僕も今司法試験を終えて各選択科目を自習しているところです。
この時期選択科目選びに迷っている予備試験論文受験生や法科大学院生に参考書の選び方など参考にしていただければ幸いです。
●「選択科目」シリーズのガイドマップ
倒産法=破産法、民事再生法
【基本書】山本和彦『倒産処理法入門・第5版』(2018年、有斐閣)
倒産法選択者で本書を読まない人は珍しいくらい
基本書まとめWiki@司法試験板
と評されているくらい定番のようです。
(個人的に思う)欠点は、字の書体です。学問の世界では明朝体を使うのが普通だと思いますが、本書は薄くてフニャフニャした形のフォントを用いています。
類書と比べても分かり易く(私的清算と倒産ADRの違いなど概念の区別をハッキリさせてくれるのは、法律の勉強をするにあたってありがたい)、356頁と分量がそれほど多くなく通読も可能という点で、山本『倒産処理法』で良かったと思います。
【演習書】
倒産法演習書の決定版
基本書まとめWki@司法試験板
倒産法の演習書自体数が多くないですが、参考答案付きはさらに珍しい。
そんな中本書は参考答案付きです。
シェアが高いですが、「Cを揃えれば合格」と言われる司法試験では、みんなが使う教材を選ぶというのも賢い選択です。
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