予備試験を独学・1年で受験してみた

非法学部生が独学・1年未満で予備試験に挑戦してみました。勉強で悩んだときに来れば、悩みが解決されるようなブログを目指します。

本は買って読むべき本当の理由とは?

司法の犬です!

今回は、「本は買って読むべきか、借りて読んでもよいのか」という議論について、僕なりの意見を書きます。

 

 

 

一般論としての買うべき論

よく「買って読むべき論」を唱える人たちが言うのは、「お金を払って読んだほうが身の入り方が違う」「手元に置ける(借りるのとは違い返さなくていい)ので繰り返し読める」ということです。

これらは、確かにその通りです。

人間は、ケチな生き物ですから、お金を払ったらその分を取り返してやろうというつもりで真剣にその本を読むのです。

また、繰り返し読めば頭に残りやすいというのも(資格試験受験生ならお分かりでしょうが)事実です。

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司法の犬が考える本は買って読むべき理由

最近の研究によると(Walter Paukなど)、頭に入る読書のやり方として、

・自分でQuestionを設定する

・内容を要約する

・本の内容を、自分のこと/経験や他の本の内容と結びつける「関連付け」

などが提唱されています。

Questionの設定とは?

例えば、目次や本文に、「早起きは300万円の徳」と書いてあったとしましょう。

Questionの設定とは、これを(本文に合わせて)「早起きは300万円の徳になる2つの理由とは?」という具合に疑問文に書き換えてしまうのです。

これは人間の疑問に答えてしまいたくなるという性質を利用しています。

買った本なら書き込める

「書き込めると何がメリットなんだ?」と疑問に思った方も多いでしょう。

まず、先ほどのQuestionの設定の際、本の文言を、自分流の質問に書き換えられる点で役に立ちます。

また、大学受験や資格試験を経験している方は、「一元化」というのをやったことはありませんか?

「一元化」とは、例えば、塾の英語の長文テキストに知らなかった単語・文法を書き加えて、必要な情報はそのテキストに全てまとめることです。

僕は、「一元化」を行うメリットは、情報をまとめることだけではないと考えます。

例えば、他の参考書に記録しておきたい情報が載っていた場合、あなたはその参考書に載っている文言を一言一句書き写しますか?

…おそらくしないでしょう。

では、何をしますか?

…そう、要約したうえでその情報を「一元化」先のテキストに記録しますね。

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この要約の時点で、その情報は既に頭に入りやすい状態になっているのです。

また、仮に一旦その情報を忘れたとしても「自分の言葉で要約した」メモを見れば、やはりすんなりと頭に入ってきます。

自分の本棚にその本を置けば、自然とその本の位置付けが見えてくる

あなたの本棚はどうなっているでしょうか?

似たようなジャンルの本が近くに置かれていることでしょう。

例えば、本棚に同ジャンルの、Aという本とBという本があって、両者は逆の主張をしているとします。

A書は「長いものには巻かれろ。なぜなら長いものが背後にいれば、あなたを軽く扱う人はいなくなる。」という主張をする一方、

B書は「世間の常識や権力者の言動には常に疑問を持て。なぜなら常識というのは、権力者が作り出した搾取ためのルールだからだ。常識への思考停止は搾取を招き、身を滅ぼす。」という主張をしているとします。

このような場合、はじめてB書を読んだ時点で既にA書を読んでいれば、普通はまず「B書のこの主張は、A書と反対のことを言っているな」と思い浮かびます。

ここであなたの脳内でA書とB書は「関連付け」されて記憶に残りやすい状態が生まれるのです。

そして、あなたは「A書をもう一度読んでB書と比較してみよう」と思うでしょう。

A書をB書と比較しながらもう一度読むことで、2つの本について記憶がしっかり定着します。

 

さらに良いのは本を買って本棚に置いていれば、同ジャンルの本は近くに置かれるでしょうから、「本棚の背表紙を見るだけで、関連付けられた主張が想起(復習)される」ことです。

記憶は、想起=思い出すことによって定着するので、自然と復習がなされる状態を保つためにも本は買うほうが良いでしょう。

 

 

 

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以上です!お読みいただきありがとうございます!

 

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