予備試験を独学・1年で受験してみた

非法学部生が独学・1年未満で予備試験に合格した記録(問題集絶対主義)/73期弁護士

平成30年度予備試験論文試験合格発表を2週間後に控えて

司法の犬です!

今回の記事は、合格発表まであと2週間となった今、どんな状況で過ごしているのかについて書きます。

 合格発表までの精神状態の変遷について

このブログをお読みの皆さんは、論文試験の合格発表をどんな気持ちで待っているのでしょうか?

「絶対合格してるから早く発表しろよ〜」という方は少数派でしょうねー。

「落ちてたらどうしよう、不安だ」「発表日なんか来ないで」と思っている方が多数派かと思います。

 

僕の場合は、逆に「間違いなく落ちたな」とだんだんスッキリしてきています。

気持ちの変遷は、こんな感じです。

「絶対落ちた」(論文試験直後)

「ん?案外いけてるのか?」(8月中旬~9月初頭)

「絶っっっっっ対に、ムリ!」(今)

 

発表までのこの時期、卒論や仕事などのやることが決まっている方は幾分マシかもしれませんが、不安定な(精神)状態に置かれている方も多いと思います。

心中お察しします。

 

何をしたらいいんだろう

口述対策は論文試験に落ちているかもしれないのでやる気になりません。

しかし、論文試験に絶対落ちたとは思っているものの、「司法書士の勉強を始めるか」という気持ちにはならないのが、怠け者の司法の犬です。

もしお金払って司法書士講座受講始めたのに、(1%未満の確率ですが)予備試験論文試験に合格してたらお金が無駄になってしまいますから。

以前も話しましたが、僕は貧乏大学生なので無駄遣いはできません。

(余談ですが、有名な司法試験ブロガーさんって専業を中心に金持ちの方多いですよね~ウラヤマシイ)

 

…とすると、やることがなくなってしまいます。

今日も新宿御苑でボーッとして、それから読書をしていました。読んだ本は、司法試験界隈においても有名人である河野玄斗さんの『シンプルな勉強法』です。

 

河野さんは「人生における幸福の最大化」を目指しており、その一助として勉強があるという前提のもと、勉強を効率よくやるための勉強法の紹介を本書でした、というのが大まかな筋です。

よく使われるのが「メリハリ」という言葉です。河野さんはメリハリを付けながら勉強を効率化し、合格への最短ルートを進むという方法を提唱しています。

2章の「逆算勉強法」(要は試験日から逆算した勉強計画)、3章の「テクニック」が本書のメインだと思います。

読んだ感想としては以下のようになります。

・「やっぱり金持ちの家だな」…100万円以上する伊藤塾のフルコースを簡単に出してもらえるのかと驚き。「自己投資はケチるな」って、言ってることは正しいが軽々しく言ってるアンタ自身が金出してるわけじゃないだろ…。

・わりと普通の勉強法の本で紹介される方法が書いてある。一方、学生らしい具体的なやり方まで書いてあるのは好印象(例えば、音楽を聞きながらの勉強や眠くなったときの対処法など)。

・医学部なのに科学的研究に反する勉強法を紹介している部分があるのはいかがなものか

…例えば、休憩中にゲームやSNSをやると脳が休まりません。休憩中は軽い運動をすると、次の作業時間における効率が高まることが分かっています。そうでなくとも、目をつぶってみるなど外部刺激を遮断するくらいのことはすべきです。

 

以上です!お読みいただきありがとうございます!

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