司法の犬です!
今回の記事は、平成30年予備試験論文試験の感想の続きについて書きます。
3.予備試験の論文対策として
- やってよかった勉強法
- やるべきでなかった勉強法
- やらなかったけど、やるべきだった勉強法
●やってよかった勉強法
①過去問を何度も見たこと
僕は、過去問を1度も解いたことがありませんが、司法試験本試験と予備試験の過去問は、各科目14周ほど「見ました」(書いて解いていないし、答案構成もしていない)。
これに加えて、旧司法試験の過去問も各科目12周ほど「見ました」。
これだけ「見る」と、論点は一通り覚えるものです。
本番でも、法律科目で論点抽出ができないということは、一切なかったと思います。
※【追記】
予備試験合格後、勉強法を大幅に変更しました。
新しい勉強法については、下記の記事に詳細に書いてあります。ぜひご一読ください。
②問題集を1冊に絞ったこと
僕は、『司法試験・予備試験 スタンダード100』(Wセミナー)という過去問集を使用していました。
●やるべきでなかった勉強法
・1日3時間くらいしか勉強しなかった。
短答直前の1週間は、8~10時間くらい勉強していましたが、
短答試験終了後は1日1~4時間くらいしか勉強していませんでした。
(多分、飽きたんだと思います)
名探偵コナンの映画やメジャーなどのアニメを見ていました。
1日あたり、あと1時間でも勉強していれば実務基礎科目の勉強ができただろうと思うと、何と馬鹿なことをしたのだろうかと後悔します。(後の祭りw)
●やらなかったけど、やるべきだった勉強法
①判例百選を読む
私は、論文試験後まで判例百選を読んだことがありませんでした。
よく「判例百選は必要か」という議論が起こりますが、使わずに論文試験に挑んだ私としては、必要だと思いました。
理由は、「論文試験の論点は判例をベースに作られるから」です。
今年の予備試験の法律科目は、スタンダード100でカバーできましたが、毎年スタンダード100で足りるとは限りません。
基本書を読まない人ならば、判例百選は必要アイテムであると考えます。
(ちなみに僕は、基本書は不要派です。)
②実務基礎科目の対策
前回の記事でも書いた通りですが、実務基礎科目無対策はマズかったですね。
民事実務の設問1の小問1や設問3で得点が取れなかったのは、大きな痛手です。
論文試験に落ちたら、確実に実務基礎科目が敗因だろうと思っています。
③1~2回くらい実際に答案を書いてみるべきだった。
司法試験の論文試験は三段論法がとくに大事だと言われますが、これは自然と三段論法ができているくらいまで実際に答案を書くことで身に付くのではないかと思います。
私は、三段論法があやふやになった科目があった(ような気がします)ので、これは反省点です。
4.今の思い
予備試験の論文試験は、合格発表まで3ヶ月かかります。
僕は多分落ちていると思います。しかし、それでも発表までは希望を持ってしまい、不安でメンタルが崩壊しそうです。
しかも、僕の場合は、論文試験に落ちたら来年も予備試験を受験する気はないので、論文試験の結果発表まで勉強する気になりません(無駄かもしれないから)。
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