司法の犬です!
今日は、リクエストが有ったため「速読」=読書スピードをあげるには、どうしたらいいかということをお話していきます。
僕の最大かつ唯一の長所である速読法をご紹介するので、僕の唯一の優位ポイントが失われる可能性があります(習得しないことをオススメしますw)。
以下注意点です。
・僕がやった方法であり、最善とは限りません(ただし、お金をかけずに出来ます)
・完全習得に2ヶ月程度要しました
・大学の同級生2人に、やり方を訊かれて教えましたが、彼らは習得できなかったようです(人によって習得できない場合があります、我が家の母は習得できました)
概要
まず使用した道具は
宇都出雅巳著『どんな本でも大量に読める「速読」の本』です。
僕は、大学受験時から(主に英語の長文で)速読ができるようになりたいと思い、速読関係の本を読み続けてきたのですが、50冊以上読んだ中で宇都出さんのこの本だけが、唯一効果がありました。
ですので、書店にある中で、唯一効果のある速読本といっても過言ではないです。
要旨
さて、大まかな内容としては2本の柱があります。
①ストック(前提知識、関連知識)を蓄えよう
②分からないところがあっても止まらないでどんどん先へ行く(速く、何回も読むほど理解できる)
解説
①:これは周辺知識があったほうが内容を理解しやすいので、その分速く読めるということです。
例えば、予備試験受験生の皆さんは、
・微分方程式とか量子力学は全くわからない
・生活術(例えば、節約術とか片付け法)は身近なことなので、本の内容がすっと入ってくる
だろうと思います。
両者の違いは、「自分で学習または経験したことによって、既に知識・感覚が身についているか否か」です。
つまり、速く読むためには、基礎となる知識を蓄えようということです。
②:これは分からないところがあっても立ち止まらず、次へ進み「短い時間で1周して、浮いた時間でさらに何周もする」方が記憶が定着するし、理解もできるということです。
更に詳しく言うと、次のようになります。
・一回あたりをガッツリやるよりも、軽く何度も見た方が記憶が定着する
(これは記憶についての学術研究で証明されています)
・一回あたりに時間をかけずにさっさと読んだほうが、前後の内容がリンクしやすい
(例:3時間で推理小説を読み切れば全体の内容が、スッキリ頭の中でつながります。
他方、1ヶ月かけてやっと1冊の推理小説を読み切る場合、結論部分を読むときには冒頭の基礎情報や途中の伏線、証拠を忘れてしまっているため、前後の内容が頭の中でリンクしない)
本書は、司法の犬が2016年に読んだ約400冊の本の中で、3本の指に入る良書でした。
この本は700円(kindleなら650円)という安価で買えるので、元を1000倍以上にして取れるものだと思います。
司法の犬がやっているアレンジ方法
僕は、②について「とにかく速く先に進もう」という意識を持って「一度に2~3行を読む」という読み方をしていた結果、2ヶ月位でそれが完璧にできるようになりました(ちなみにこれも独学ですw)
後で調べてみると、「複数行読み」というのは速読テクニックの初歩中の初歩らしく、多くの人ができるようになるとのことですので、ぜひ宇都出さんのやり方に加えて、「複数行読み」もやってみて下さい。
ランキングに参加しています!リンクのクリックをお願いします!