予備試験を独学・1年で受験してみた

非法学部生が独学・1年未満で予備試験に合格した記録(問題集絶対主義)/73期弁護士

平成30年予備試験短答試験の成績通知/過去問だけで合格

司法の犬です!

今回の記事の内容は「予備試験短答試験に独学・1年未満で挑んだ結果」です。

予備試験短答試験の成績

平成30年司法試験予備試験短答試験の成績通知表の画像を掲載します。

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科目/点数(カッコ内は平均点―法務省HPより)

憲法19(16.8)

行政法20(12.4)

民法18(14.7)

商法22(12.8)

民事訴訟法19(14.7)

刑法26(15.7)

刑事訴訟法22(16.1)

一般教養33(27.9)

合計179(131.1)

順位は1050位でした!

 

こうして見ると…論文試験で戦えるレベルなのが刑法しかない(^^;

とくに憲法民法はヒドいですな。

 

受験日も刑事系が終わり一般教養が始まる前の休み時間中(15:15~15:45)に、

「あぁ落ちたかな。俺は一般教養で40点も取れないからなぁ…どうしましょ」と考えていました。

それぐらい自信がなかったです。

一般教養でも英語以外は全く自信がなかったので(解けたけど予備試験の英語難しくないですか?早慶の入試レベルを超えている気がする)…会場の早稲田大学から早稲田駅までの帰り道はうつむいていました。

帰宅後、予備校の採点システムで採点したときは安心しました。

独学で予備試験短答試験を受験しての感想 

独学・1年未満で予備試験の短答試験に合格することは可能だと思います。

僕は、短答対策としては2018年3月23日から試験日の5月20日まで

受験生の定番と言われている辰巳の『肢別本』を各4~6周程度しました。

予備試験の短答試験については「過去問だけで合格することが可能」だと思います。 

 

※僕の試験対策方法や使用教材は今後の記事でまとめます。

 

そうすると、最難関レベルの資格試験である予備試験の短答試験が過去問のみで合格可能なのであれば、

社会保険労務士宅建など「記憶系(計算などの現場思考を要しない)かつ短答式」

●教材が市場に十分出回っている

ような資格試験は過去問のみで合格可能と言ってよいのではないでしょうか。

 

この説によれば、例えば

社会保険労務士宅建行政書士→過去問のみで合格可能

数学検定、公認会計士→過去問のみで合格可能かどうか不明

となります。

 

 

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予備試験を独学・1年で受験したブログ、投稿者のプロフィール

はじめまして、当ブログ最初の記事です。

「司法の犬」と申します。よろしくお願いします!

 

 

このブログの趣旨・目的

学で予備試験を受験しましたが、やはり「独学の方は情報戦で不利になる」というのが僕が実感したところです。

ですので、独学の方が、多少なりとも参考になる情報を得られるようなブログを目指していこうと考えています。

 

司法の犬の略歴

●2015年、大学入学。

●2015年(大1)、裁判官になりたいと思う。

しかし、

予備試験受験には予備校がほぼ必須であり、

また、

伊藤塾などの予備校費が100万円以上することを知り一度断念する。

● 2016年(大2)夏頃、夏休み中に150冊以上の本を読んだことで、読書スピードが格段にアップ。(分速750字→同2800~3000字)

●2017年(大3)7月頃、予備試験を再度受けたくなり、非法学部で知識ゼロの状態から8月に勉強開始。「2年前とは読む速さが違う」というのが言い訳。

●2018年(大4)5月の予備試験短答試験に、179点(合格点は160点)で通過。

●2018年7月の予備試験論文試験を受験。

○2018年10月11日論文試験に合格

○2018年10月27日、28日予備試験口述試験を受験。一流の学者にイジメられる。

○2018年11月11日、予備試験に最終合格。

○2019年9月10日、司法試験に合格。

(白丸部分は追記) 

 

よろしくお願いします!

 

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